光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館(2024.10.11)Asia in Style アジアのおしゃれ #3 憧れのファッションモデル など

2024年12月11日 | 博物館レビュー

アジアのおしゃれ、今日は

「憧れのファッションモデル」など

以下、緑字は図録からの引用

 堂々としたポージングで、服やアクセサリーを魅力的に

見せるファッションモデル。 つい、真似をしたくなる憧

れの的です。 ここでは、ファッションモデルさながらの

豊かな表現力で、当時の流行が表されている作品たちを紹

介します。

↑ 若い女性の、ウキウキ感があふれた解説ですね。

 

最初は、<唐のトレンドヘア>

ふっくらとした頬に、あどけなさが残る若い女性。

髻(もとどり)には金の髪飾りがつけられています。

東西交易で繁栄した唐時代、その勢いを映すように高貴な女性

たちの間で、高く大きく結い上げた髪型が流行しました。

 

 

上半身のアップ。

 

 

次の作品は、扇や皿にみる 清朝時代の美人  で紹介したものの再掲です。

ヘアスタイル、ファッション、アクセサリーなど、見もの。

 

 

 

次は

西域の女性俑頭部です。 

この作品は図録には非掲載ですが、インパクトがあったので、採り上げました。

 

 

 

アップにすると、迫力を感じます。

花鈿と呼ばれる化粧、唐を経て日本にも伝わった。

私も、難波宮の朝廷行事を復元した展示で見ました。(大阪歴史博物館)

この女官の化粧です。

 

 

 

西域の作品がでたついでに、図録では、「聖なるよそおい」に載っていた

<色鮮やかなクチャの楽人>と題された舎利容器

 

なお、今回の撮影したものは、照明に難があったので、2022年撮影のものを使用。

楽人たちはロングコートを着て、ブーツを履いています。

これが当時のクチャのフォーマルなスタイルです。仮面をかぶっている舞人もいます。

一方、大太鼓を担いだ子供たちは裸足で、少し丈が長い、左右にスリットの入った服を

着ています。

 

 

 

 

<甘いマスクにクールなアクセサリ>

飛び出すライオンをかたどった耳飾りやドレッドヘア風の垂髪など、

これぞガンダーラファッション。

 

 

 

<麗人は男装する>

丸首と長い袖が特徴的な衣装で、腰の低い位置でベルトをしています。

これは男装をした女性の姿。男装もお洒落の一つとして唐の上流階級の

女性たちの間で流行しました。貫禄さえ感じさせる立ち姿です。

男装の麗人は、昔からあるんだ!

 

 

最後に

<時にははしゃいで>


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 散歩道の風景 2024年 9月~... | トップ | 東京国立博物館(2024.10.11)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

博物館レビュー」カテゴリの最新記事