世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

これでいいのか?~日本の高校進学~

2013-01-06 15:54:07 | 自論
中学校で仕事をしていると、最終的に行き着くのが卒業後の進路。

メディアでは大学の在り方はよく議論になりますよね。

昨年末、前文部科学大臣が新しい政策を発表した時も大騒ぎでした。

それが良いか悪いかは別の議論ですが、
大学の在り方と同時に、高校の在り方も大いに議論すべき時だと私は思います。

中学3年生になると、当然ですが進路希望をとります。
「進学or就職?」

ほぼ100%が進学を希望します。
なぜか?

それ以外の選択肢など、事実上存在しないからです。

数十年前のように、中卒でも多くの働く場が存在するのであれば、話は違いますよね。

しかし現在の日本において、中卒で職に就くということはなかなかに難しい。

社会全体の認識として、「高校までは・・・」と、多くの国民が思っているのではないでしょうか。

誤解しないでいただきたいのは、決して学歴差別を述べているわけではありません。
現実論として、高校進学は義務的な流れになっています。

高校は義務ではない。
しかし、義務化している。

ここに歪みが生じていると、私は思います。

高校進学こそ、今まさに見直すべきなのではないでしょうか。
なぜ高校に行くのか?なぜ高校が存在するのか?高校に行って何を学ぶのか?

個人レベルの意識の問題もあるでしょう。
しかし、社会全体の制度としても、大いに問題を抱えていると思います。

高校進学について、もっと議論すべき時だと私は思います。

ふじもん