こんにちは、ふじもんです。
前回は、教員と部活動について少しだけ書かせていただきましたが、
今回もその続きを・・・。
今回は2つ目のテーマとして私があげた、
「部活動は事実上の強制的ボランティア。このグレーゾーンをこのままにしておくのはおかしい」
というもの。
それについて少しだけ、私の考えを・・・。
部活動ってとっても不思議な存在で、業務ではないんです、極端な言い方をすると。
というのは、
まず、部活動って法的には「課外活動」なんです。
他の教科指導のように、学習指導要領の内容にそって必ず行わなければならないものではなく、
あくまで課外活動という位置付けです。
さらに、部活を指導するとほぼ間違いなく時間外労働になるのですが、
もちろんそのように計算されることはありません。
土日を丸々大会や練習試合等に費やしても、
1日1000円ちょっともらえるだけで(これは自治体によりますが)
ほとんどボランティア状態です。
これっておかしいと思うんですよね。
あ、決して私は「残業代を出せ!」などと言っているのではありません。
部活動は学校の活動の中で非常に大きなウェイトを占めている。
しかし、実際には課外活動であり、休日の指導もボランティア状態。
さらに、その教員の専門ではない分野を任される。
私には、何か違和感を感じます。
子ども達にとってとても重要な存在である部活動なのに、
実際には先生方がどれだけ「ボランティアできるか」にかかっている。
もちろん中には、部活動の指導が教員生活そのものという方もいらっしゃいます。
それを否定する気など毛頭ありません。
それはそれで素晴らしいと思います。
しかし、一般的な生活をしている人間であれば、
週末は休みたいでしょう。
家庭を持っていれば、土日の両方を縛られるのは厳しいでしょう。
部活をしっかり行うと、休みはほとんどゼロになります。
しかし、その位置付けはこれまでに述べてきた通りです。
実はグレーな存在、それが部活動だと私は思っております。
最後に、誤解をしていただかないでほしいのですが・・・
私は、部活動の存在自体には大いに賛成です。
私も部活で育ってきた人間だと思っております。
仲間と汗をかき、また文化部であればともに1つの目標に向かって、
共に努力を重ねていく。
人間として、大きく成長できる場であると思います。
今回私が述べたかったのは、部活動の存在そのものではなく、
「その位置付け」についてです。
子ども達にとってとても大切な部活動。
だからこそ、指導者にとっても子ども達にとっても
「win & win」の関係を築いていくべきだと思うのです。
次回はもう少し、学校全体の業務を含めた私なりの「自論」を
書きたいと思います。
すべては子ども達のために
ふじもん
前回は、教員と部活動について少しだけ書かせていただきましたが、
今回もその続きを・・・。
今回は2つ目のテーマとして私があげた、
「部活動は事実上の強制的ボランティア。このグレーゾーンをこのままにしておくのはおかしい」
というもの。
それについて少しだけ、私の考えを・・・。
部活動ってとっても不思議な存在で、業務ではないんです、極端な言い方をすると。
というのは、
まず、部活動って法的には「課外活動」なんです。
他の教科指導のように、学習指導要領の内容にそって必ず行わなければならないものではなく、
あくまで課外活動という位置付けです。
さらに、部活を指導するとほぼ間違いなく時間外労働になるのですが、
もちろんそのように計算されることはありません。
土日を丸々大会や練習試合等に費やしても、
1日1000円ちょっともらえるだけで(これは自治体によりますが)
ほとんどボランティア状態です。
これっておかしいと思うんですよね。
あ、決して私は「残業代を出せ!」などと言っているのではありません。
部活動は学校の活動の中で非常に大きなウェイトを占めている。
しかし、実際には課外活動であり、休日の指導もボランティア状態。
さらに、その教員の専門ではない分野を任される。
私には、何か違和感を感じます。
子ども達にとってとても重要な存在である部活動なのに、
実際には先生方がどれだけ「ボランティアできるか」にかかっている。
もちろん中には、部活動の指導が教員生活そのものという方もいらっしゃいます。
それを否定する気など毛頭ありません。
それはそれで素晴らしいと思います。
しかし、一般的な生活をしている人間であれば、
週末は休みたいでしょう。
家庭を持っていれば、土日の両方を縛られるのは厳しいでしょう。
部活をしっかり行うと、休みはほとんどゼロになります。
しかし、その位置付けはこれまでに述べてきた通りです。
実はグレーな存在、それが部活動だと私は思っております。
最後に、誤解をしていただかないでほしいのですが・・・
私は、部活動の存在自体には大いに賛成です。
私も部活で育ってきた人間だと思っております。
仲間と汗をかき、また文化部であればともに1つの目標に向かって、
共に努力を重ねていく。
人間として、大きく成長できる場であると思います。
今回私が述べたかったのは、部活動の存在そのものではなく、
「その位置付け」についてです。
子ども達にとってとても大切な部活動。
だからこそ、指導者にとっても子ども達にとっても
「win & win」の関係を築いていくべきだと思うのです。
次回はもう少し、学校全体の業務を含めた私なりの「自論」を
書きたいと思います。
すべては子ども達のために
ふじもん