世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

~「モンスターペアレントって・・・?」~

2013-02-16 00:41:51 | 日記
「教員をしてます」と言うと、よく聞かれるのがこの質問。

「モンスターペアレントっているんですか?」

結論から言うと(あくまで私の経験論ですが)いることはいます。
とんでもない行動をとる保護者の方も、いることはいます。
しかし、世間が思っているほど、たくさんいるわけではありません。

いや、それどころか、ほとんどの保護者は至って常識的です。
ほとんどの保護者の方は、本当に良い方々ばかりです。

では、なぜモンスターペアレントという言葉がこれほどまでに広がったのでしょうか?


その理由は、マスコミの報道でしょう。

「最近の親はおかしい」
「こんなとんでもないことを学校に要求してくる」

このように報道した方が、視聴者の興味を惹くことができますよね。

子どもの現状についても同様です。

「最近の子どもはおかしくなっている」

と報道した方が、視聴率は取れるでしょう。


もしかしたら、以前よりは非常識な親は増えたのかもしれません。
もしかしたら、以前よりおかしな子どもは増えたのかもしれません。

しかし、私が現場で働いている中で感じるのは、
子どもも保護者も決しておかしくなんてなっていないということ。

多くの方が誤解をしてしまっているのは、大袈裟な報道にあると思います。

先生に対する報道も同様です。
「最近の先生は問題ばかりで・・・」というようなニュースも多いですが、
ほとんどの先生は、本当に真摯に職務に励んでいます。

マスコミを責めるわけではありません。
しかし、あらゆる報道において、私たちはメディアリテラシーを身につけなければいけないですよね。

もう一度申し上げますが、
世間が騒いでいるようなモンスターペアレントは、本当にごく一部です。

正しく現状を理解して、正しい教育を考えていくことこそ、
今後の日本の未来のために必要なことですよね。


すべては子ども達のために

ふじもん