世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

~先生に向いている人って・・・~

2013-02-17 22:44:36 | 日記
この前ある教員志望の学生から、
「僕って教員に向いてないんですかね・・・」と聞かれました。

翻って考えてみました。
「先生に向いている人」とは、どのような人なのでしょうか。


私は、先生って誰にでもできる仕事だと思うのです。
「想い」さえあれば、それでいいと思っています。

もちろん教員としてのテクニックやコツは必要です。
授業を進めるテクニックや、生徒や保護者との話し方のコツなど・・・。

しかし、それよりも何よりも大切なのは、

「子どもに何を伝えたいか」
「子どもにどうなってほしいのか」
「自分の信念や情熱は何か」
「教育を通じて、子どもを通して、世界をどう変えたいのか」

というような、教員側の気持ちだと思います。

その気持ち、想い、信念・・・さえあれば、基本的にはそれでいいと思うのです。


テクニックやコツなんて、あとからいくらでもついてきます。

それよりも何よりも、心持ち。

一生懸命は、子どもにも通じます。

その逆に、手抜きは子どもに見抜かれます。

たとえ下手でもミスをしても、一生懸命やっていれば、
子どもはそれを認め、敬意を表してくれます。

「自分はこれが大切だと思う。だからこれを伝えたいんだ。」

という信念を強く持てるかどうか。
情熱を持てるかどうか。

向いているかどうかなんて、まずは心だと思います。
その下地がきっちりしていれば、誰だって向いているのだと思います。

「安定しているから」
「公務員だから」

などという安易な動機ではなく、
その人なりの情熱や信念を持った教員が増えれば、
それだけでも教育現場は良いものに変わっていくはずです。


すべては子ども達のために

ふじもん