2013年6月25日。
僕はバスや鉄道での移動が好きだ。飛行機は極力使わない。最近は格安航空会社が著しく伸びてきているので、タイミングが合えば信じられないくらい安い価格で飛行機を使うこともできる。
でも、僕はバスが好きだ。何故か?それは、「過程」があるからだと思っている。
僕がバスが好きな理由①:土地が見える。
僕は今回、この細くて長いチリという国を、南北に縦断してやろうと決めた。そこで一番見たいと思ったのが、気候の変化と土地の変化だ。
南米大陸最南端、フエゴ島。雪が降り積もり、その寒さからか背丈の高い木々は育たない。「冬に来るもんじゃねーな…」という寒さと景観だ。
そして少し北上すると、少しだけ暖かさが増してくる。しかし、景色は相変わらずだ。
さらに北上し、太平洋沿岸のプエルト・モンという街へ。さらにそこから南のチロエ島という地域に足を伸ばしたのだが、まるでヨーロッパを思わせるような風光明媚な景色が…!そして魚が美味い美味い!(笑)
北上を続け、チリの首都・サンチアゴへ。このあたりまで来ると、景色が大きく変わってくる。徐々に乾燥してきているのが分かる。
さらに北に行くと、地肌の割合が増えてくる。毎度お馴染み、サボテン君の出番だ。
そしてチリの最北端、アタカマ砂漠へ。
ここまで来ると、完全に「砂漠」となる。こういう変化が自分の目で見ることができて、またその変化が如実に分かる。これがとても面白い!どんどん移動していることが、肌で感じられるのだ。
僕がバス旅が好きな理由②:現地の人と触れ合える。
日本や欧米などの国々ではそうではないが、その他の国では、飛行機はまだまだお金持ちの乗り物だ。一部の裕福な人々しか利用できない。
僕は、もっと現地の人々の「リアル」が見たい。現地の庶民の方々はバスを利用するのがほとんどなので、その中で現地の人達と触れ合えるのは本当に面白い。
例えば、バスの隣に座ったおっちゃんと仲良く話したり、子どもたちとはしゃいでみたり…。そして「どんな常識で」人々は公共の乗り物に乗るのか、それを見ているのもとっても面白い。
南米であれば、バスの中での携帯電話の通話はお構い無し。そもそもマナーモードってやつが存在しないのであろう。最初は一瞬気になるが、それは最初だけ。その違いを楽しむのが旅の醍醐味であり、自分自身を大きくさせてくれる。
人々が何をバスに詰め込み、何を食べ、どんな売り子がバスの中に物売りに来るのか…。その国の「リアル」が肌で感じられる。だからバスは面白い!
僕がバス旅が好きな理由③:値段
これは言うまでもなく、安いから(笑)。格安航空券といっても、やはりなかなかバスの価格に敵うものはない。はい、その通り、安いからです!
僕は今、チリの最北端、アタカマ砂漠のまっただ中にあるオアシス都市、カラマにいる。最南端のフエゴ島からここまで地に足を付けて移動してきたが、実に面白い。カラマは砂漠のど真ん中にありながら、オアシスの豊富な水とチュキカマタ銅山の経済効果でとても栄えている。人々もどことなく明るく、余裕があるように見える。その表情は、寒さの厳しい南部とは、また違って見えるのだ。
旅は本当に自分自身を豊かにしてくれる。海外に気持ちのある若者は、ぜひ一度その歩みを外に向けてほしいと、心から僕は思う。
留年?したらいいじゃん!休学?しちまえ、そんなもん!退職?転職?再就職?大丈夫だそんなもん、なんとかなる!南米人の明るさと陽気さを見習っちまえ!(笑)
長い人生の中で、「旅」という方向にちょっと足を向けてみる。そんな人生、僕は「アリ」だと思うなぁ…!うん!
2013年6月25日。カラマの中心にある、Wi-Fiフリーの図書館の隅っこにて。
僕はバスや鉄道での移動が好きだ。飛行機は極力使わない。最近は格安航空会社が著しく伸びてきているので、タイミングが合えば信じられないくらい安い価格で飛行機を使うこともできる。
でも、僕はバスが好きだ。何故か?それは、「過程」があるからだと思っている。
僕がバスが好きな理由①:土地が見える。
僕は今回、この細くて長いチリという国を、南北に縦断してやろうと決めた。そこで一番見たいと思ったのが、気候の変化と土地の変化だ。
南米大陸最南端、フエゴ島。雪が降り積もり、その寒さからか背丈の高い木々は育たない。「冬に来るもんじゃねーな…」という寒さと景観だ。
そして少し北上すると、少しだけ暖かさが増してくる。しかし、景色は相変わらずだ。
さらに北上し、太平洋沿岸のプエルト・モンという街へ。さらにそこから南のチロエ島という地域に足を伸ばしたのだが、まるでヨーロッパを思わせるような風光明媚な景色が…!そして魚が美味い美味い!(笑)
北上を続け、チリの首都・サンチアゴへ。このあたりまで来ると、景色が大きく変わってくる。徐々に乾燥してきているのが分かる。
さらに北に行くと、地肌の割合が増えてくる。毎度お馴染み、サボテン君の出番だ。
そしてチリの最北端、アタカマ砂漠へ。
ここまで来ると、完全に「砂漠」となる。こういう変化が自分の目で見ることができて、またその変化が如実に分かる。これがとても面白い!どんどん移動していることが、肌で感じられるのだ。
僕がバス旅が好きな理由②:現地の人と触れ合える。
日本や欧米などの国々ではそうではないが、その他の国では、飛行機はまだまだお金持ちの乗り物だ。一部の裕福な人々しか利用できない。
僕は、もっと現地の人々の「リアル」が見たい。現地の庶民の方々はバスを利用するのがほとんどなので、その中で現地の人達と触れ合えるのは本当に面白い。
例えば、バスの隣に座ったおっちゃんと仲良く話したり、子どもたちとはしゃいでみたり…。そして「どんな常識で」人々は公共の乗り物に乗るのか、それを見ているのもとっても面白い。
南米であれば、バスの中での携帯電話の通話はお構い無し。そもそもマナーモードってやつが存在しないのであろう。最初は一瞬気になるが、それは最初だけ。その違いを楽しむのが旅の醍醐味であり、自分自身を大きくさせてくれる。
人々が何をバスに詰め込み、何を食べ、どんな売り子がバスの中に物売りに来るのか…。その国の「リアル」が肌で感じられる。だからバスは面白い!
僕がバス旅が好きな理由③:値段
これは言うまでもなく、安いから(笑)。格安航空券といっても、やはりなかなかバスの価格に敵うものはない。はい、その通り、安いからです!
僕は今、チリの最北端、アタカマ砂漠のまっただ中にあるオアシス都市、カラマにいる。最南端のフエゴ島からここまで地に足を付けて移動してきたが、実に面白い。カラマは砂漠のど真ん中にありながら、オアシスの豊富な水とチュキカマタ銅山の経済効果でとても栄えている。人々もどことなく明るく、余裕があるように見える。その表情は、寒さの厳しい南部とは、また違って見えるのだ。
旅は本当に自分自身を豊かにしてくれる。海外に気持ちのある若者は、ぜひ一度その歩みを外に向けてほしいと、心から僕は思う。
留年?したらいいじゃん!休学?しちまえ、そんなもん!退職?転職?再就職?大丈夫だそんなもん、なんとかなる!南米人の明るさと陽気さを見習っちまえ!(笑)
長い人生の中で、「旅」という方向にちょっと足を向けてみる。そんな人生、僕は「アリ」だと思うなぁ…!うん!
2013年6月25日。カラマの中心にある、Wi-Fiフリーの図書館の隅っこにて。
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