1 基本的な立場
NEWS ポストセブンは、二日続いて、
「手を差し伸べる包容力を見せる」
「国民性の違いを理解する寛容さと辛抱強さが必要になる。」
と論じた。正しい歴史認識(中共と韓国の言う)に従うならば、
NEWS ポストセブン は独自の視点で韓国に優しくすれば良いと考える。
2 日韓関係の理解
日本国が歴史的に寛容であり、多大な犠牲を払ってきた事実を無視する訳にはいかない。
>2012年8月の李明博・大統領(当時)の竹島上陸だったが、
>この問題はまさに関係改善の試金石である。
NEWS ポストセブン が説くように、試金石であるためには、日本側の意志と韓国側の意志に
理解が必要である。竹島について日本側が納得しても、売春婦問題は如何にするのか。
日本の教科書検定に韓国は何故、執拗に内政干渉するのか。
また、朝鮮戦争は停止では有るが、終息したものではない。北朝鮮と韓国は戦時状態を継続中であり、
朝鮮半島動乱は数年後には再発の機運が懸念されている。
日本国内での集団的自衛権 行使容認にしても、韓国政府は反対であると態度を明確にしている。
韓国がアメリカの支援で国家体制を維持してきたのが、オバマ政権から離反する行動で、中共習近平に
接近しているのをどの様に理解したものか、日米には不都合な態度である。
韓国朴槿恵大統領は海軍空軍の増強を打ち出して、陸軍の削減に励んでいる。
この意図は、日本国に敵対する行動であり、北朝鮮も日本国攻撃を伴うとしている。
3 国際関係の対処方針
朝鮮半島が動乱の火種を抱えて、日本国は中共の尖閣侵略に対処すると同時に、これらに対処する事が
重要である。
集団的自衛権 の行使容認とは、国際関係の中での日本国の立場を説明する理由になるかも知れない。
個別的自衛権の行使ですべてが解決するほど、国際間の信用は深いとは思われない。
これは、安倍晋三首相の靖国神社参拝に対して、欧米諸国の反応は日本国にとって、喜ばしいものではなかった。
ウクライナ動乱に見る露西亜の野望は、国際関係の流動性を強めた。
メデイアが指摘するように、国際間の孤立を避ける外交努力が必要であると考える。
日本国の安全保障と外交は、日米安全保障条約が基軸となっている。
現在も、遠くない将来もその事実には変更は無いが、オバマ政権とそれに続く政権の動向によっては
大きな変革を経る心積もりは必要であろう。いずれの国も自国の国益を度外視した行動は取れない。
米国軍のアジア撤退、軍縮、は極東の不安定を加速させる。
自衛権の行使が、個別的と集団的であるか否かを問わずに国家存立の基盤整備は軍事力の確保が
不安定に対する対処の前提になる。不幸は向こうからやってくるのであって、迎え入れている理由ではない。
安倍晋三首相の好みで、統治行為に手をつけている訳ではない。
4 日本国の方針に関して
日本の周囲は、露西亜とG2と言われる新大国が存在する。
現状は、オバマ政権の対応によっては第二次世界大戦開戦前と酷似している。
日本が欧米諸国の疑念を招かずに軍事力を強化するのは至難の事と考える。
最小限の軍備強化で抑止力の増大を計る事が、困難な理由が理解される。
安倍政権が行う、軍事強化が軍事力増強を伴わない点に、日本国民の理解が必要である。
韓国との関係は、一義的には、オバマ政権が対応を担うと考える。
日本国は韓国とは、別に一衣帯水の関係ではない。NEWS ポストセブンの感傷にも似た発言には
与しない方が得策である。自民党も国民世論を重要視している。
感傷に浸れば、日清戦争、日露戦争と同じ轍を踏むと考える。
韓国との友好関係構築には国民性の違い理解する寛容さが必要
NEWS ポストセブン 4月12日(土)7時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140412-00000008-pseven-kr&pos=3
〈泥棒がバレても弁明する。〉
〈処女が子を産んでも言い分はある。〉
いずれも韓国のことわざだ。自分に非があったり、とても言い逃れできない状況であったりしても、とりあえず言うだけ言っておいたほうがいいという教えである。
それが国民性のすべてを物語るとまでは言わないが、例えば近年の犯罪統計でみると詐欺事件は日本の5倍以上、偽証罪は60倍以上も発生している。人口比を考えれば、発生率はさらにその2倍以上の開きがあるということになる。
経済協力開発機構(OECD)が毎年まとめる「より良い生活の指標」で韓国は常に下位に低迷しているが、とりわけ「共同体(community)ポイン ト」が低く、2013年版では36か国中34位である。同機構は、韓国では国民同士の信頼関係がなく、もっと強固にすべきだと指摘している。
韓国と友好善隣関係を築くには、悲しいことだがそうした国民性の違いを理解する寛容さと辛抱強さが必要になる。
※SAPIO2014年5月号
韓国の嘘バレる日迫る今こそ手を差し伸べる包容力見せるべき
NEWS ポストセブン 4月11日(金)11時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140411-00000011-pseven-kr
日本と韓国の現在の険悪な国民感情のきっかけになったのは2012年8月の李明博・大統領(当時)の竹島上陸だったが、この問題はまさに関係改善の試金石である。
日本人なら当然知っているように、竹島は古くから日本の漁師が拠点としていた無人島であり、少なくとも17世紀には江戸幕府が領有権を確認し、当時の朝鮮政府とは「鬱陵島は朝鮮、竹島は日本」という了解もあった。
そして韓国併合より前の1905年には国際法に基づいて日本政府が測量のうえ島根県に編入した。戦後、韓国は竹島を自国領とするよう要求したが、アメリカは「同島は1905年から日本領である」として拒否。
それに対して日本が主権回復する直前の1952年に、李承晩・大統領(当時)が独断で公海上に「李承晩ライン」を設けて竹島を韓国領だと宣言し、実力行使で奪ったのが歴史の真実である。
ところが韓国では、そんな単純な経緯すら子供たちに教えず、かわりに「独島(竹島の韓国名)は我が領土」と歌わせ、捏造した昔話まで使って自国民を洗脳 している。韓国が「証拠」として教科書に載せている古地図は、鬱陵島と、その北東沖に隣接する小島「于山」を描いたものなのだが、「これが竹島の地図だ」 と平気で嘘を教え込んでいるのである(実際の竹島は鬱陵島の東南東に90kmも離れている)。
日本人が嘘に腹を立てるのは当然である。しかし、彼らが嘘つきであることを理解せずに付き合えば、今後も軋轢は消えないだろう。このジレンマのなかで日 本人に出来ることは限られているが、実は、韓国の困った国民性については世界が問題視し始めており、韓国内でも経済、社会、文化の不安要因になっている。
韓国の嘘がバレる日が近づいてきた今こそ、我々は「ざまあ見ろ」と罵るのではなく、正しい知識と歴史的事実、そして国際社会の常識を共有できる隣人となるべく手を差し伸べる包容力を見せるべきだ。
※SAPIO2014年5月号