練習中に大雨洪水警報が発令されました。
師範が途中で「土嚢(どのう)積みに行ってくる」と早退されました、大丈夫だったのでしょうか。
さて今日はこの二名が自主的にモップをかけておりました。
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黙々と床を磨いているマサヤとシュンスケ。良くできました!
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今日は目先を変えて、極々基本的な動作の再確認です。
まずは「拳」の握りかた。
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開いた状態から
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指の関節を曲げ、指先を手のひらにつけます。
ここがポイントです。
むやみに力を込める必要はありませんが、拳の絞め具合はここで決まります。
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更に曲げて握り込んでいきます。
いつも強く握っている必要はありません。
私は故島田師範から、「ウズラの卵を握っているように軽く構え、当たる瞬間にギュッと握り込みなさい。」と習いました。
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完成です。
特に「親指」がシッカリ添えられていない子が見受けられます。
場合によっては反対に持って行かれて怪我の原因になりますので、拳に添えて折り込むようにして下さい。
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次は「蹴り方」
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組手構えはヒザの柔らかさと曲げ具合が必要です。いわゆる「棒立ち」状態では正しくありません。
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ヒザを抱え込みます。大事なことは膝頭をちゃんと持ち上げることです。
いい加減な持ち上げかたでは、下から振り上げる蹴りとなり、怪我をしたり、怪我をさせたり、また試合ではポイントにならないどころか反則になります。
またこの時点で「上足底」(足の指先の付け根)をそらせて、蹴る準備をして下さい。写真では若干足りない感じになっています。
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前蹴り中段をしています。
シッカリと「上足底」で蹴るようにして下さい。
いい加減にしていると突き指等の怪我の原因ですし、蹴りの基本中の基本です。
いい加減にしている生徒が多くいます。
モデルのケイジュ君はなかなか良い線ですが、もう少し上足底を前に出す意識をすると良いのかもしれません。
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ここがポイント!
蹴った足をすぐ下ろすのではなく、シッカリを引き込みます。これを「引き足を取る」といいます。
上手い下手の差はこの辺りに見受けられます。
この基本動作を身につけることで、正しい蹴り、更には試合でのポイントに繋がります。
これは蹴り全般に共通するので、回し蹴り、蹴込み、裏回し、打ち回し、全て意識するようにして下さい。
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更に見逃しなポイント!
最後の「残心」です。
ここがいい加減では技は完成しませんし、反撃をもらって形勢が逆転してしまいます。
また技は単体で有効である場面は少ないので連続して極めて行くにしても、この「残心」の姿勢は何より大事になります。
試合で「あれ?ポイント取れているんだけどなぁ?」と疑問に思うこともあるかも知れませんが、この「残心」を忘れているのかも知れません。
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休憩時間に協力してくれたケイジュ君、ありがとうございました。
またお願いします。
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後ろでお気楽にオチャラケている「ワタル」君はモデルになりたいようなので、次の機会には「やられ役」で登場してもらいましょう!
師範が途中で「土嚢(どのう)積みに行ってくる」と早退されました、大丈夫だったのでしょうか。
さて今日はこの二名が自主的にモップをかけておりました。
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黙々と床を磨いているマサヤとシュンスケ。良くできました!
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今日は目先を変えて、極々基本的な動作の再確認です。
まずは「拳」の握りかた。
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開いた状態から
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指の関節を曲げ、指先を手のひらにつけます。
ここがポイントです。
むやみに力を込める必要はありませんが、拳の絞め具合はここで決まります。
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更に曲げて握り込んでいきます。
いつも強く握っている必要はありません。
私は故島田師範から、「ウズラの卵を握っているように軽く構え、当たる瞬間にギュッと握り込みなさい。」と習いました。
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完成です。
特に「親指」がシッカリ添えられていない子が見受けられます。
場合によっては反対に持って行かれて怪我の原因になりますので、拳に添えて折り込むようにして下さい。
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次は「蹴り方」
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組手構えはヒザの柔らかさと曲げ具合が必要です。いわゆる「棒立ち」状態では正しくありません。
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ヒザを抱え込みます。大事なことは膝頭をちゃんと持ち上げることです。
いい加減な持ち上げかたでは、下から振り上げる蹴りとなり、怪我をしたり、怪我をさせたり、また試合ではポイントにならないどころか反則になります。
またこの時点で「上足底」(足の指先の付け根)をそらせて、蹴る準備をして下さい。写真では若干足りない感じになっています。
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前蹴り中段をしています。
シッカリと「上足底」で蹴るようにして下さい。
いい加減にしていると突き指等の怪我の原因ですし、蹴りの基本中の基本です。
いい加減にしている生徒が多くいます。
モデルのケイジュ君はなかなか良い線ですが、もう少し上足底を前に出す意識をすると良いのかもしれません。
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ここがポイント!
蹴った足をすぐ下ろすのではなく、シッカリを引き込みます。これを「引き足を取る」といいます。
上手い下手の差はこの辺りに見受けられます。
この基本動作を身につけることで、正しい蹴り、更には試合でのポイントに繋がります。
これは蹴り全般に共通するので、回し蹴り、蹴込み、裏回し、打ち回し、全て意識するようにして下さい。
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更に見逃しなポイント!
最後の「残心」です。
ここがいい加減では技は完成しませんし、反撃をもらって形勢が逆転してしまいます。
また技は単体で有効である場面は少ないので連続して極めて行くにしても、この「残心」の姿勢は何より大事になります。
試合で「あれ?ポイント取れているんだけどなぁ?」と疑問に思うこともあるかも知れませんが、この「残心」を忘れているのかも知れません。
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休憩時間に協力してくれたケイジュ君、ありがとうございました。
またお願いします。
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後ろでお気楽にオチャラケている「ワタル」君はモデルになりたいようなので、次の機会には「やられ役」で登場してもらいましょう!