貴方だから初めてでも『官能小説家を奔走中』

本日はガッシュの新刊で

森本あきさん『官能小説家を奔走中』
　突然自宅におしかけてきた熱烈なファンをハウスキーパーとして
　受入れたライター兼小説家の受様。それから一年、仕事も暮らしも
　格段に良くなったある日、官能小説の執筆依頼が舞い込んで?！

今回は押しかけハウスキーパー兼秘書と
初めて官能小説を書くライター兼小説家のお話

受様はかなりの活字中毒で
ものを書くことで生きたいと思った受様は
高校三年の時に雑誌に原稿投稿してから
大学には行かずライター生活に

どんな雑誌、出版社、媒体の依頼でも
スケジュールの余裕があれば来る限り引き受けて
小説やコラム、エッセイや書評等、
とにかく書く事で稼ぎ続けて十年以上・・・

受様は幽霊屋敷と言われる程の荒れた暮らしをしていましたが、
有る人物が住込むようになってからは状況が一変、
快適な生活を送れる様になります。

その人物が今回の攻様ですね

攻様は元々は化粧品会社の研究員でしたが、
受様の熱烈なファンでほとんどムリヤリ受様の秘書に。

受様に「ミザリー」か
とまで思わせた攻様ですが、
実際は攻様が実際の受様に会ってみて
受様の作品ばかりか本人にも惚れこんだだけなのですよね

秘書になった攻様は受様の生活を整える事に東奔西走、
一年経った今では秘書兼ハウスキーパーとして
受様に不可欠な人物となっています。

活字以外に目が行かない受様なので
攻様もこのまま近くにいるだけで良いと思っていましたが
受様が出版社からの官能小説の依頼を受けた事で
二人の関係が大きく変わる事となります。

初めての官能小説に途惑った受様は
ライターとして知り合った大御所作家に助言を請いますが、
彼のアドバイスとは「やってみろ」の一言で

官能小説家シリーズの第七弾
四組目のカプは秘書×作家の組合せで
今回は官能小説の大御所作家と担当編のカプも
美味しく絡む楽しいお話です

官能小説家シリーズは
受様は皆様ちょっと天然系可愛子ちゃんで
攻様は俺様系のモテ男が多いので
Ｈシーンは初々しさのにエロくて
私のツボを刺激してやまないシリーズ

今回も某作家の悪戯心と攻様の嫉妬が複雑に絡んだ結果、
受様は流される感じで攻様とＨに突入、
ちょっとすれ違い気味になる二人ですが、

でも森本さんのお話ではよくあるパターンの
受様も気付いてないだけで攻様を好きですので
全く問題有りませ～ん

１０月にはシリーズ１作目がＣＤ化するらしく
ＣＤも次のお話も楽しみなシリーズです