真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

日々のちょっとした楽しみに・てんてんの書籍買物&萌review♪
ブログ内キーワードは【ブックマーク】からGO!

立場が変われば『ドールハウス 愛玩の枷』

2010-11-21 | 読了本review
本日はプリズムで

真崎ひかるさん『ドールハウス 愛玩の枷』
 18歳になる受様の一番の幸せは大好きな攻様の傍にいられる事だった。
 ところが、時代がかった洋館で彼だけを見つめて生きてきた受様の前に
 一人の男子高校生が居候として現れてから少しづつ世界が広がり…

受様は幼い頃に
突然実母から引き離されて
ある洋館の主人に引取られます。

この洋館の主人が今回の攻様です

攻様は造船から海運業までこなす
グループ企業の若社長で
はっきりとした目鼻立ちの美丈夫です。

攻様も受様に優しく接してくれるので
受様にとって攻様は誰よりも一番大切な人で
彼の言動は全て自分の為と信じています。

攻様の指先が頬をかすめたり
帰宅時に唇を重ねらても
全身をくまなく洗われた時に
高ぶった身体の自慰を促されてても
全ては自然で当然の事と思っているのです

それもそれで何か妖しいのですが
この時点では攻様的にも
猫可愛がりの域を出ていないのてせすよね。

そんなある日、
攻様は後輩で有り友人で有る人物の弟を
居候として館にあずかる事になります。
やってきた居候は受様より一つ下の高校生。

そもそも素行不良が原因で
預けられた人物なので好奇心も旺盛

何かと受様にもちょっかいを出して
受様ののどかな生活に次々と波風を立て
その波風は攻様をも揺さぶり
受様は強引に身体を開かれてしまいます

それを知った件の居候は
受様を連れて逃げだそうとしますが
見つかった受様は監禁されてしまい

この後、
受様が知らなかたった出生の秘密と
攻様との関わりが明かされてまた一波乱あるのですが、

結局は二人ともお互いしか見えていないので
最後は今までに「恋人」関係が
プラスされただけの生活に落ち着いて大団円に

私的には今回の監禁ネタは
ワザとらし過ぎる位攻様の不安が滲んでいて結構ツボな上、

天然受様の好き好き思考の前ではスノコミ疑惑も
全く通じてないのもかなり好みで面白かったです。

しかし本格的な拉致監禁ネタじゃないし、
甘々が苦手な方には肩すかしかも
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする