真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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大切なモノは何なのか『相棒の条件』

2012-02-11 | 読了本review

本日はコミックスで

水名瀬雅良さん『相棒の条件』
 高校時代の恋人と取引先で再会した受様。将来を嘱望された青年から、
 暗い陰を帯びた男になっていた攻様は受様への想いを諦められないと言い
 執着も露に無理やり抱いてきた!!今度は傍にいていいんだろうか?!

怪我が元でプロ野球入りを断念した会社員と
攻様と偶然の再会を果たす元彼の会社員の再会モノになります

受様は学生時代を野球に捧げますが
今では平凡な会社員として暮らしていました。

しかし、
高校時代に付合っていた攻様と偶然再会し
大きく運命を変えていきます

受様と攻様は幼馴染でともに野球少年でした。

二人は恋人同士でもありましたが
攻様はプロ入り確実と言われた選手だったので
受様は高校卒業と同時に攻様との関係を断ったのでした。

攻様は大学時代の恩師の娘と結婚、
社会人野球で頑張りますが
怪我が元で野球を断念、
地元で就職して会社員となっていたのです。

偶然の再会を果たした攻様は
受様が離れた訳を知ろうと
受様に強引に話し合いを迫ります。

しかーし、
受様に男の影がちらつくとカッとして
受様を押し倒しちゃうのですよね

攻様は受様がずっと忘れられなかった
妻はプロになれなかった攻様を捨て
後輩だった男に走ったと言い復縁を迫ります。

基本的に俺様で傲慢な攻様です。
王道な攻様タイプです

その後、攻様の離婚が成立、
受様が攻様を拒む理由は無くなるのですが、

攻様を慕う受様の甥や
受様に惹かれる攻様の友人が絡んできて
受様の気持ちは大きく揺れ動きます。

受様が選ぶ未来は

嫌いで別れた訳じゃない受様は
攻様の事情が許せば即元サヤっぽいのですが

プロ野球への憧れと
ソレに対する確執とかが絡ませる事で
ちょっと複雑な人間関係を作り上げています

受様の甥っ子は野球少年で
攻様のように甲子園をめざしていて
憧れの選手としてほのかな恋心を抱き

攻様の友人である
今やチームの要となる程のスター選手は
攻様を通じて知り合った受様に
徐々に本気になって行くのです。

それぞれの過去と現在、
恋心と野球に対する思いが複雑に絡まって
最後に落ち着き先の予定調和まで
どこまで複雑にさせるのかというのは
ワクワクポイントでしたが

俺様なのに攻様のヘタレ度が高くて
野球がやれてたら受様の事は割り切れてたのかとか

受様が結構流され系というかほだされ系なので
攻様が迫らなければ過去は振り切っていたのかとか

ちょっと疑問な所が散見して結構ムリヤリっていうか
ムリクリって言うかな感じもあって微妙なお話でした

野球とかスポーツに思い入れがあると
もっと感情移入出来るかもですね。

コメント
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