真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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ワンコもいろいろ『犬との日々』

2013-04-08 | 読了本review

本日はコミックスで

水名瀬雅良さん『犬との日々』
 両親を早くに亡くした受様は、ある事がきっかけで海外での仕事が多い
 攻様の父親に息子である攻様の面倒を見て欲しいと頼まれ、一緒に
 暮らしている。攻様の就職先も決まった事をきっかけに家を出ようとするが?!

今回はひとつ屋根の下で暮らす疑似家族な2人の恋物語になります

天涯孤独な受様は赤の他人である攻様と
ひとつ屋根の下で暮らしています。

ある事情で知り合った攻様の父親に
当時小学生だった攻様の面倒を見て欲しいと
頼まれたのがきっかけですが

受様ももう30間近、
大学生になった攻様の就職が決まり
攻様宅を出て行く事を考え始めます

しかし攻様にとって
受様は家族以上に大切な人になっていた為
受様の「出ていく」宣言は寝耳に水

思わず受様をギューーーと抱きしめて
ココにいて欲しいと迫ってしまうのです。

攻様が受様を抱きしめたのは
一人の男としての愛情故でしたが
ニブニブな受様は
家族として大切にされているのだと
別な方向で嬉しく思ってしまいます

果たしてこんな二人の恋の行方とは

受様を攻様の保護者にして
自宅に住まわせることにした父親に
受様を守ってやれと言われた攻様は

優しくて気さくな質らしい受様を狙う
ストーカーの類からも
攻様を守っていていたワンコ君なのですが

父親が受様を同居させているのは
受様の恋人だからだと思っているのです

それでも好きな気持ちは抑えられず
受様に手を出しちゃったら
受様はすんなり受入れてくれて

恋人である父親が戻ってきても
受様が態度を変えないことにグルグルして
受様がソレをまた誤解すると言う
スパイラルな展開は面白かったですが

受様を付け狙うストーカーとの絡みや
もともと攻様が誤解した
「父親の恋人」と思った訳等は
わざとらしい展開というか
作者的な都合の良さを感じがしたのが残念

水名瀬さんの絵は好きなのですが
お話はちょっとツボからズレるのですよね
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コメント
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