大好きな秋小走りに去ってゆく・イチョウ葉のひよこくるくる走る道(ここせん)

2023-12-23 | 日記

2023年12月23日(土)

冠雪が見られますね。今朝の桜島。

 


●川柳道場【走る】 たかこ 選 27名 53句
入選10句(順不同)
これが戦さがれきの街に風走る   のびた
立ち止まり走った道を振り返る   十音
駆け出してママに抱きつく保育園    雨水
人の欲馬もあきれる紙吹雪     姫ゆり
逝っちゃったいい日旅立ち駆け足で たじっ子
火の車走らす手腕見せた妻   団栗
いちばんの声援びりがテープ切る  よーこ
どうしても走りたくなる十二月  よったま
待ってくれバス追いかける田舎道  颯爽
二番手を選んで走る処世術  まゆみ

佳作3 韋駄天もゆっくり走るホームラン まこと
佳作2 ランナーズハイはビリにもありますか 
よしひさ
佳作1 ひた走る信じる先に虹を見て  颯爽

準特選≫
イチョウ葉のひよこくるくる走る道  ミルク
 評:銀杏の葉を敷き詰めた絨毯のような道。
風が葉を舞い上がらせるのを「ひよこがクルクル
走っているようだ」と
詠まれたメルヘンチックさがよかったです。

特選≫
大好きな秋小走りに去ってゆく  むーんらいと
 評:年々四季感が薄れてきているところへ、
今年の余りに短かった秋へ「小走り」として、
残念な気持ちを表したところに、ぐっときました。


軸吟
走ったら明日が早く来るかしら  たかこ


●折句
【しわす】  24名 46句
事務居選≫
四十肩私の年は既に喜寿      小僧
しあわせは忘れた頃に座ってる  天星
焼酎が忘れちゃいなよストレスは  天空
締まり屋と割り勘で食う寿司五皿  颯爽
幸せは笑って歌い素に戻る のびた
知り合いを忘れたふりでスレ違い 姫ゆり
知りません分からないでは済まされぬ taku
叱られて私じゃないとすすり泣く 魔女
四季の里 忘れられない素敵旅 りら
仕事せず分け前もらいすっとぼけ   たじっ子
失礼ね私に文句筋違い  団栗
しりとりを忘れて母のすまし顔    なごみ
しゃらくせえワシ舐めんなと捨て台詞  清展
縛られる枠をはずそうスキップで 十音
詩人だね忘れな草が好きなんて よしひさ
進路決め若さ振り撒き巣立つ春  まこと   
終い風呂我が身いたわりスキンケア   いそこ
シクラメン私のとても好きな花   ちかよし
幸せを分け合っている水餃子   むーんらいと
侵攻を我が物顔にする狸 さだお
仕方ない忘れた過去は捨てましょう  雨水

たかこ選≫
人:しっかりと渡したバトン滑り落ち  いっこ 
地:信じない訳のわからぬ数値など ミルク
天:失敗を忘れて次のステップへ  まゆみ

軸吟:心臓に悪いプールのすべり台  たかこ

【こたつ】折句  24名 46句
事務局選≫
この先を頼んだ奴もつんのめる   むーんらいと
好景気タンス預金を使えるわ  天星
ここは休もうただひたすらに突き抜けた のびた
コメントは楽しく書いてつい本音 姫ゆり
凝り性もたまに息抜きこたつ猫   いそこ
困るなあただ食いされて突き出すよ ミルク
コロナ禍でたまるうっぷんつい遠出 魔女
コーヒーを断って願掛け遂に勝つ りら
この頃は高値がつづきつい愚痴に   たじっ子
こっそりと食べた罰かな喉つまる   いっこ
恋いの花ただちに二つ繋ぐ初春    なごみ
越したいなタワーマンションツインビル  清展
コンビニのたこ焼き10コ妻と食べ 十音
子育てに助けが欲しい妻の留守   まこと
困ったな頼みの諭吉妻管理  天空
困り果て頼るは老いた妻の口 さだお
好奇心 体幹ためす綱渡り まゆみ
これからも戦い続くつらい冬    小僧
この次まで達者でいろよつないだ手  雨水
コツコツとためた貯金は妻のため taku
恋ごころ巧みに逸らす罪な人 よしひさ

たかこ選≫
人:根性を叩き直して強くする    団栗
地:コツコツと貯めてパアーと使い切る  颯爽
天:恋に落ちため息ばかりついている  ちかよし

軸:こぼさずに食べなと妻の唾が飛ぶ  たかこ



「ラ・ラ・ラ」川柳
さ  寒がりで寂しがり屋のサンタさん  ちかよし
だ ダメ大臣出しては替える誰決めた のびた
に 二度目ですにっこり君は苦い酒  雨水
 
 

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