「貨幣」とは、「一定量の商品が他の商品の何れだけの量と交換出来るかという相対的価値である財貨サービス等商業上の売買行為される商品交換する際に媒介物として用いられ,同時に価値貯蔵の手段ともなるもの」と定義出来よう。現在では、鋳貨・紙幣・中央銀行の発行する強制通用力を有する紙幣銀行券が用いられている。
此れに対して、「通貨」とは、「流通手段(商品流通の仲立ちをする機能)・支払い手段として機能する貨幣を言い、本位貨幣(価値が一定量の金属と関係づけられ、国家により無制限の通用力を与えられた鋳貨)・銀行券(日本では財務省及び日本銀行である通貨当局が政策目標に従って通貨量を人為的に調節する制度である管理通貨制度では国家信用を背景とする不換紙幣となる)・補助貨幣(本位貨幣の補助として日常の少額取引に用いられる貨幣)・政府紙幣(補助貨幣の不足を補ったり、資金調達のために発行する政府が直接発行する紙幣)等や,取引の決済に使われる預金通貨(小切手制度や振替制度によって、支払い手段及び購買力の貯蔵手段として現金と同様の働きをする当座預金や普通預金で特に銀行の当座預金をいう)を指すが、広義には貨幣と同義」であり、「法貨」ともいう。
マネーサプライとは?わかりやすく解説!
マネーサプライとはどんな指標でしょうか?M1、M2、M3の違いは?マネーサプライと景気は関係がありそうですが、投資家にとってどのように活用するものなのでしょうか?
執筆者:石原 敬子
より👇抜粋魚拓
マネーサプライズ
マネーサプライとは、実際の世の中の経済に出回っているお金の量のことで通貨供給量ともいいます。
毎月、日本銀行が調査をして発表をしています。中央銀行を含む、金融部門全体から経済に対して供給される通貨の量で、一般の事業会社や個人、地方公共団体などが保有するお金の量を示しています。
国や金融機関が持っている現金は除きます。
マネーサプライは、どの範囲までの預金を通貨に含めるかで、M1(エムワン)、M2(エムツー)、M3(エムスリー)という指標に分けられます。
◎M1(エムワン)は現金通貨と預金通貨の合計です。
狭い意味での通貨量を表しています。現金通貨とは、日本銀行が発行する紙幣(日銀券=お札)や政府が発行する硬貨(補助貨幣=100円玉や10円玉などのコイン)のことです。銀行券発行高と貨幣流通高を合計して求めます。預金通貨とは、預金者の要求でいつでも引き出すことができる流動性の高い預金です。当座預金・普通預金・貯蓄預金等のことです。これを、要求払預金といいます。
◎M2(エムツー)はM1と準通貨の合計です。
準通貨とは、解約することでいつでも現金通貨や預金通貨となって、決済手段として使える金融資産のことです。定期預金・据置貯金・定期積金などのことです。これを、定期性預金といいます。
◎M3(エムスリー)はM2に郵便局・農協・信用組合などの預貯金や金銭信託を加えたものです。
◎M1、M2、M3のまとめ | ||||
M1 | ||||
現金通貨 | M1 | |||
預金通貨 | ||||
M2 | ||||
現金通貨 | M1 | M2 | ||
預金通貨 | ||||
準通貨 | ||||
M3 | ||||
現金通貨 | M1 | M2 | M3 | |
預金通貨 | ||||
準通貨 | ||||
郵便局・農協・信用組合などの預貯金、金銭信託 |
日本銀行が発表しているマネーサプライ統計の中で、代表的な指標となっているのが「M2+CD」の日々の残高の平均値です。
一般的なマネーサプライ =M2+ 譲渡性預金(CD)*M2=M1(現金+要求払預金)+定期性預金
◎ここで出てきたCDとは?
譲渡性預金(CD)第三者に譲渡できる定期預金で、自由に発行条件を定めることができる預金のことです。
CDの法的な性格は「預金」です。
なので、CDを発行できるのは銀行など預金を受け入れる金融機関に限られています。
CDの預金者は、金融機関及びその関連会社、証券会社などが中心です。
期間が1~3カ月のものが最も多く発行されています。
CDの流通市場(CDを売買するための市場)では、事業法人等も買い手として参加しています。
状況に応じてМ1を使ったり、М2を使ったりする。一般的には、「М2+CD」を使うことが多い。「М2+CD」の構成比を確認してみると、
現金通貨 : 10%(兆円)
預金通貨 : 42%(310兆円)
準 備 貨 : 42%325(兆円)
CD : 3%(23兆円)
マネーのうちで現金の比率が随分低く成って居ることが分かる。
日 銀
日銀の機能と役割
日銀の日本の中央銀行で、政府から独立している。
其の機能は、(1)発券銀行、(2)銀行の銀行、(3)政府の銀行。
⇩
① 金融政策☜②の約我を担う為にお皆う政策。
②健全な金融システムの維持という役割を担う☜物価を安定させ、其の上で経済が安定的に発展して行く様に助ける。
日本銀行は、世の中に出回るお金の量を調整することによって、金利やマネーサプライズを調整してる☞企業の生産量等間接的にコントロールする等して、物価の安定と経済の成長を図って居る。
つ づ く
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