吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

今日は、七厘が欲しかった

2012-09-11 21:58:31 | インポート
今日は、さっちゃんのソフトエアロビの日。
お天気予報は雨なのに、私が出掛けるときには丁度雨が上がっていて
いつものように、歩いて施設へお迎えに行くことが出来ました。
施設へ到着すると、帰りの送迎バスがでるところだったのですが
1人の男の子が、バスに乗りたがらずにいたため
バスは、なかなか発車出来ずにいました。
この男の子は、今年から施設に入ったKくんという子で
なかなか味のある、面白い男の子です。

そのKくんが、ここ暫くずっと帰りのバスに乗りたがらないので
帰りのバスで、なにか嫌な経験をしたことがあるのか
バスそのものに乗りたくない理由があるのか
若しくは、帰りたくない理由があるのか(彼の場合、この可能性は低いですけど)
なにかあったのかな?と、私も気にはなっていたのですが
結局、なんだかんだとバスには乗っている(乗せられている)ので
深く考えないようにしていました。

Kくんは、やっぱり今日も、どうしてもバスに乗りたくない様で
「バス行っちゃうよ?置いていかれちゃうよ?」と、言われても
「行っていいよ!」
「そしたら、1人でここに泊まって行くのかい?
 みんな帰っちゃって、真っ暗になるよ?」
「泊まってくよ!」
「いいから乗りなさい!」
「乗んないよ!」

一向に埒のあかない会話は、聞いていて面白いのですが
バスの発車時刻は遅れるし、職員さんたちは困り出すし…。

その時、2ヶ月ほど前に新しくやってきた男性の職員さんが現れ
いきなり、Kくんに掴みかかったかと思うと
壁に押し付けるようにして、怒鳴りつけました。
「こら!なにワガママ言ってるんだ!
 みんな困ってるだろう!さっさとバスに乗りなさい!」

    は?

確かに、バスは発車できずにいるけれど
他の職員さんに状況を聞いたりするわけでもなく
促したり、Kくんにバスに乗りたくない理由を尋ねたりするわけでもなく
いきなり怒鳴りますか。
しかも、そんな追い詰めるようなやり方で。
男性職員さんは、以前は老人の介護施設で働いていたらしいのですが
そんな介護の仕方で経験を積んできたのかと思うと、思わずぞっとしました。

でも、私の気のせいでなければ。
「保護者の前でも、きちんと怒れる自分」アピールを感じないでもありません。
(他にも、お迎えの保護者が数人いたし)

正直、アホだと思いました。

勿論、露骨に顔に出しましたよ。
聞こえるように、男性職員の背中に呟いてやりましたよ。
「意味ないっすね」

件の男性職員さんは無反応でしたが
他の職員さんは、ばっちり気付いてくれていました。
本人に伝わるか、上に伝わるか、結果どうなるかは分からないけれど
「無意味な支援」は、「必要の無い支援」だよ。
それが、支援かどうかさえ考えるまでもないけれど。


今日は、白子を照り焼きにしてみました。
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半日ほど漬け込んだ白子を、フライパンで焼いてから(蓋をして蒸し焼き)
グリルで弱火でじっくりこんがり。
本当は、七厘で炭火で焼いたら香りよく仕上がりそうなんだけど
そんなものを買ってしまったら、肉だのキノコだの鰯だの
ありとあらゆるものを焼きたくなりそうなので、我慢だ。