No,1538『怪文書』

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梅田で幼馴染と一杯。

今週末に入籍をするので、それに合わせて今のアパートを引っ越すらしい。
部屋の掃除をしていると、僕が10代の時に彼に送っていた手紙が色々出てきたらしく、その内容があまりにもぶっ飛んでいるということで持って来てくれた。
全く記憶にない文章の応酬。

恐らく思い付きで、不毛なあれこれを書きなぐり、ウケ狙いで当時神戸から山口へ怪文書の如く度々送りつけていたらしい。如くというか、怪文書でしかない。

一応、捨てずに取っておいてくれた彼には、感謝というか何というか。とりあえず謝っておくことに。

14年も経つのか。

話は変わりますが、明日で大阪生活も終わり。
あと1日。もう少し頑張ろう。

終わり。

No,1537『早よ食え』

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ラーメン屋でのこと。
隣に二十歳そこそこの女性二人組がいた。

ラーメンを前に、早速記念写真を撮り出す。
まずは自撮りで、ラーメンと私たち、みたいな構図でキャピキャピと。
次に器を持っての自撮り。当然器が熱いのだが、『めっちゃ熱い！ウケる！』と大笑いしながら撮影を続ける。
納得いくまで撮り直す。

終わりかなと思ったら、今度はラーメンを前に目をつむり、合掌して頂きますの構図を撮り出す。
そしてそれも納得いくまで撮り直す。

流石に終わりかなと思ったら、今度はラーメン単体の写真を撮り出す始末…

おいお前たち。
早よ食え！
早よ食えって！！

なんだこれは。ロケか。

軽く3分は経過しとる。そして俺は聞き逃さなかったぞ。
『麺バリカタで』とこだわり注文していたではないか。

よし、分かった！スマホを貸せ！俺がいっぱい良い写真撮ったげるから、とりあえず早よ食え！！

と、思ってしまった33歳。私はおっさんなのでしょうか。

きっと彼女達はインスタとかに写真をアップするのだろう。
大切な瞬間風に切り取る作業により、本当に大切な瞬間をことごとく逃している愚かさ。

いや、これは年寄りの戯言かも知れない。
彼女達にとっては、『友人とラーメンを食べに行き、キャッキャキャッキャと写真を撮ったよね』という瞬間が、大切な瞬間なんだろう。

でも、早よ食え。

あれ？ちょっと待てよ…
もしやこの撮影時間を逆算しての、あえて麺バリカタだったのかも知れない。
あぁ…お見事。

話は変わりますが、この2週間毎日4km以上歩いているからか、ちょっと痩せた気がする。

終わり。

No,1536『周回遅れのトップランナー』

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何度も何度も夢見て、しかし絶対現実的には無理だなと断念していることの一つ。

携帯を持たない生活。

今大阪でお世話になっている、仕事がバリバリできる派遣スタッフさんの1人がそれを実践していて驚いた。

都会で働きながら一人暮らしで、30代で、見た目も別に普通の今風な女の子で、それで携帯を持っていないと聞いて信じられなかった。

いつから？と聞くと、ずっとらしい。

困ったことは？と聞くと、別に無いと。

なぜ持たない？と聞くと、ひっそり暮らしたいからと。

こいつは仙人か。いや、でも凄く憧れる。
時代遅れと言われればそうかも知れないが、僕からしたら周回遅れのトップランナーだ。

話は変わりますが、

今これ読んでますが勉強になります。
知らなかったこといっぱい。

終わり。

No,1535『観に行きたかった運動会』

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先日、台風で延期になったこども園の運動会が今日無事に行われた様です。観に行きたかったなぁ。

去年の9月からこども園に通っている長男と娘。
去年の運動会は入園してすぐだったので戸惑うことも多く、ちょっとしか参加できなかった2人ですが、今回は機嫌良く最後まで頑張れたとのこと。
観に行ってくれた父が写真や動画を送ってくれました。

娘は張り切ってひたすらエンジョイ。

長男は駆けっこの自主練をしていた甲斐あって、それなりに速く走りゴールテープを1番で切った様ですが…

それは大胆にフライングをかまし…そのまま突っ走り続けた結果とのこと
あらら！

周りのお友だち、ゴメンなさい！
でもナイスラン。
来年の運動会迄に、フライングという概念を教育しておこう。

話は変わりますが

そんな長男は最近弟を抱っこするのが嬉しいみたいで。
どんどん、勝手に大きくなっていく。

終わり。

No,1534『話のさわり』

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NHKを観ていたら、『話のさわり』という言葉の意味について特集をしていた。

『話のさわり』と聞いて、

①話の冒頭の箇所

と捉えるのか、

②話の要点

と捉えるのか。

アンケートを取ると、殆どの人が①と認識していた。僕もそう。

しかし、本来の意味は②らしい。

へー。

それより僕が驚いたのは、①の捉え方に対して文化庁が

『時代の流れの中で言葉の意味が変化していくことがある。一概に、間違いとはいえない。』

という見解を示したという。
こういうのは得てして、『正しい日本語使えてますか？』みたいなことになりそうだけど、お堅い組織が意外とフレキシブルな考えであられることに少し嬉しくなった。

何かが変わって、それが定着するなんてことはどんな世界にもある。
バランスが大事とは思うけど、市民権を得てしまった物に関しては、今回の様にある程度は認めても良いんじゃないか。
勿論、経緯、歴史を理解した上で…

話は変わりますが、仕事帰りに場末の中古CDショップで掘り出し物ゲット。

前から欲しかったマイク・スターンのアルバム、なんと600円。
マイケル・ブレッカー、ジョン・パティトゥッチ、ジャック・ディジョネットなどなど豪華なメンバー。
僕のゆるゆるCDが1,500円だというのに、中古とはいえ600円とはなんと罰当たり。
ラッキー。

終わり。