テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

バラック、ワールドカップ欠場と偶然の一致

2010-05-18 14:40:15 | サッカー
サッカードイツ代表主将バラックのケガは思ったより重く、ワールドカップに出られないという。大会直前のケガが心配だと書いたものの、あの時点でまさかバラックが出場不能になるとは思っていなかった。

ケガを呼んだファールを犯したのはボアテング。ポーツマスのPK失敗男だった。前半のバラック負傷で動揺したのが尾を引いたのかもしれない。

ボアテングはガーナ人の父親とドイツ人の母親の間に生まれ、ドイツ育ち。二重国籍で、ドイツではなく、ガーナ代表への道を選んだ。

知ってますか。ドイツとガーナはワールドカップのグループリーグで同じD組なんです。2018年ワールドカップ招致をめぐって、イングランド協会会長で招致委員長が賄賂云々のプライベートな発言を公にされ辞任したように、W杯って裏でなにが起きているのか分からない世界だ。ひょっとしたら…と思いたくなるような偶然の重なったバラック欠場だった。

内山高志と内藤大助の違いが見えたWBA世界スーパーフェザー級タイトル戦中継

2010-05-17 21:45:50 | いろいろスポーツ
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ内山高志-アンヘル・グラナドス戦を見た。

ゲストの元 WBC世界フライ級チャンピオン、内藤大助さんの嘆声が入ってきて、面白かった。話を振られてしゃべる中身も、ゆったりとしていて、興味深い。でもそれよりも、現役選手が内山になって闘っている感じがよかったのだ。グラナドスが右アッパーを振ってくると、「ホーッ」。当たってなくても、危険を感じたのだろう。

試合は、6回に内山が右クロスカウンター1発で仕留めた。

内藤さんの「度胸いいんでしょうね。それも才能。すごい」という言葉に、実感がこもっていて、しかも内藤、内山の違いが表れていて興味深かったのだ。

ポーツマスの夢消えて、チェルシー2冠

2010-05-16 09:19:00 | サッカー
やたらドログバが登場するスポーツニュースで、チェルシーのFAカップ優勝を知る。ポーツマスを破り、プレミアリーグとの2冠達成だ。

破産して、プレミアから陥落して、不幸なシーズンの最後にカップ戦を勝つ…ポーツマスにとって小説のようなハッピーエンドは起こらなかった。昔、日本ではありましたね。チームが廃止になる最終戦で天皇杯優勝を決めた横浜フリューゲルス。今のチェルシー相手に無理だとは思いながら、ポーツマスを判官びいきしていたのになあ。

後半、PKを得て先制のチャンス。チェフが、あれは脚を出したのかみごとに止めてここが最大のチャンスだったらしい。これでもかこれでもかとポストにゴールを阻まれていたチェルシー。ドログバのFKなんて、ポストに当たって入ったとも入らなかったとも言える微妙な跳ね返り方をしていた。だが、とうとうドログバのFKが、またまたポストに跳ね返されながらゴールに入った。

ドイツ代表主将のバラックが足首負傷で途中交代した。軽いとは思うけど。ワールドカップ直前、これからの親善試合もそうだが、思わぬ負傷が心配だ。

川上憲伸は敗戦を免れた

2010-05-15 14:17:41 | 野球
川上憲伸の敗戦投手はなくなりました、というところから観戦。初回、討ち取った第1打者がエラーで出塁。ほんとにツキがない川上だが、五回なかば自責点3で降板したのに、その後打線が点を取って4-4のタイにして敗戦が消えたのだから、徐々にいい方向に向かっているのではないか。注目のルーキー、ヘイワードも復帰して働いているし…。

齋藤隆は八回に登板。走者は出したものの抑えて、九回は同点なのにクローザーのワグナー登板。同点だと気合いが入らないと放送席が言っているうちにあれよの1失点。ところが、解説の AKI猪瀬さんは、まだ分からないという。クォールズというダイヤモンドバックスのクローザーの調子が悪いのだという。その通りだった。あっという間にブレーブスの逆転サヨナラ勝ち。

ブレーブスは4連勝。 借金1になったそうだ。川上にも「明日」の風がきっと吹く。

松井秀喜  完全試合男に完璧3ランホーマー

2010-05-15 13:48:10 | 野球
スーパースターのアレックス・ロドリゲスに吠えかかった平凡な投手がなんと完全試合を達成した。というと、次の試合は何となく応援してやりたくなる。これがなかなかの好投だ。でも…。

そのブレイデンにがつんと1発。3ランホーマーを食らわせたのが、松井秀喜だというと話は違ってくる。最初の安打はぽてんヒットだったが、六回の本塁打はライトオーバーの目の覚めるような当たり。不振でこの日は打順も6番に下げられていた。これが復調のきっかけになるといい。

試合はエンジェルスのソーンダースがアスレチックスを完封して4-0。両投手が好投してあっという間に終了した。

本因坊戦 「省アナ」中継を楽しむ

2010-05-14 09:16:36 | 日記
もうおとといになるが、本因坊戦第1局の放送は、先週の名人戦とは大違いだった。

何が?

名人戦は将棋で本因坊戦は囲碁です!

なんてことではなく、本因坊戦には司会のアナウンサーがいなかったのです。

小樽からの放送。NHKは出張経費をケチった、なんてことを言いたいのではなく、おもしろかったのです。

聞き手と進行は矢代久美子五段。解説は王銘琬九段。

大相撲に続いて始まった放送は、羽根直樹本因坊の黒石3個が右辺で取られたところらしい。棋力ゼロのテレビじじいも王九段も、挑戦者山下敬吾天元が有利なのでは…で一致。ところがそこからがおもしろさ。王九段が想定図を作って、わずかな時間で計算。すると、白が勝っているとは限らない難しい勝負だというのだ。

矢代五段も、なにやら指を動かしたりして計算している。王九段に結果を言いなさいと言われて、左下隅あたりがわからないと答えていた。

それもそのはず、9時前の放送で見たら本因坊の仕掛けたコウで振り替わりになっていた。

夕方、最後に王九段が計算結果を言ったようだだったが、聞き逃した。ドジだった。

鹿島 ブーイング多すぎた?!

2010-05-13 08:39:52 | サッカー
鹿島敗退の記事。2紙見たが、判定への言及はなかった。テレビ観戦じじいの勘違い、八つ当たりだったかと反省しかけたら、ありました。スポーツ報知に。

山本昌邦さん。ホームで有利なはずが「エッ?」という判定が多かった。

我が意を得た、と思った瞬間「エッ」とおどろかされた。

鹿島サポーターのブーイングがレフェリーの感情に働いたような気がする。

とある。サポーターよ、もっとブーイングをと思ったのだが、サポーターへの八つ当たりだったんだ。でもテレビじじいは山本さんのように紳士じゃないから、審判がびびるくらいブーイングをとの思いは、いまも変わらない。

鹿島にホームの利なく

2010-05-12 21:41:48 | サッカー
アジアCLで鹿島が敗退する姿をじっくり見る。予選リーグ全勝で勝ち取ったホームでの決勝トーナメント1回戦。全然ホームらしさが見られなかった。

あのレフェリーはなんだ。決定的なPKだとか退場だとかではないんだけれど、イーブンに近いところで、浦項に有利に有利になる判定ばかり目についた。ひいき目かもしれない。現場で見たわけでもない。けれど、八つ当たりさせてもらうと、スタジアムのサポーターは、鹿島に対して少しでもおかしい判定があったら、声を限りにブーイングして、審判をビビらせてもいいのではないか。「マルキーニョス、マルキーニョス」と声を合わせて叫ぶのも選手を元気づける。だけど、ボールの行方、審判の判定に目をこらして、敏感に声を上げてほしかった。ゲームの最後の方で、抗議の喊声が聞こえてきて、そうだそうだと思ったが、遅すぎた。

中田が悪質なファールをされて、相手にイエローカードが出ても怒って小競り合いをする。よっぽどうっぷんがたまっていたに違いない。ところが、そこで中田にもイエロー。ホームでこんな判定をさせてはいけない。

把瑠都が大関になってさみしい

2010-05-12 09:03:10 | 日記
ガンバ大阪がアジアCLで敗退してさみしい。前、後半とも滑り出しは押してチャンスはあった。でも得点できないうちに相手ペースに。ボールをトラップするとそこに相手が突っ込んで奪う。ガンバはACLのアウェー戦無敗だったそうだけと、よほどピッチが悪かったのだろうか。コントロールに苦しんでいた。それとも相手の実力が上だった?

把瑠都が大関になって何がさみしい?

把瑠璃のあの陽気なインタビューが聞けなくなったからだ。
NHKのインタビュールームに呼ばれるのは、上位を破った殊勲力士ばかり。把瑠都は大関になったもので殊勲の勝利がなくなってしまい、インタビューが放送されることもないのだ。

大関も横綱も、いい相撲をしたときは、インタビューを放送してほしい。

アナウンサーが聞いた話のまた聞きより、直接の方がよっぽどいい。それが生中継のおもしろさだと、テレビ観戦じじいは思う。

サッカー日本代表 口撃開始!

2010-05-11 11:58:36 | サッカー
サッカーワールドカップの日本代表発表をきのう、生中継で見た。当落線上にひいき選手がいるわけでもなく、どきどきも、ハラハラもゼロ。号外が出て、一般紙の1面トップに大きく載って、スポーツページはもちろん社会面にも記事がいっぱいだなんて、やりすぎだと思った。前回、前々回と比べて、テレビじじいが世界の水準の高さを思い知らされてしまったせいなのか。

それで唯一の希望は、岡田監督が4強の目標を撤回しなかったことだと思っている。大口をたたく。そうすると、何やら道が開けてくることがある。ボクシングではモハメド・アリの昔から、このごろの兄弟チャンピオンまでうまくいったではないか。

一番最近の例は野球。昨日のブログで書いた米大リーグ完全試合のブレイデン。実績は月とすっぽん、報酬で言えば、年に10億円も20億円も、いやもっともっと違いのあるアレックス・ロドリゲスを相手に大口をたたいたと思ったら、完全試合のチャンスが巡ってきたではないか。

長谷部誠が代表に選ばれて「勝負事は負けるのが本当に大嫌いなので、優勝するつもりで臨みます」と語ったという報道を見た。元気でいいな。チーム全体で大口たたこうな。

A・ロッドへのいちゃもん男が完全試合

2010-05-10 09:32:07 | 野球
なにっ、完全試合!。アスレチックスのブレイデンだと。聞いたような名前だな。

それもそのはず。ヤンキースのアレックス・ロドリゲスがせっかくトリプルプレーをしたのに、話題は、ロドリゲスがマウンドを横切ったのは不文律破りだと、相手投手が怒っていることばかり、と4月24日にこのブログに書いたあのダラス・ブレイデンだったのだ。

ロドリゲスから、何勝もしていないような投手が大きな口をきいて…みたいな言われようをしたのに発奮したのか。レイズ相手に大リーグ19度目の完全試合をしてしまった。人はけんかして成長する?

ルーニーは大丈夫?

2010-05-10 08:47:55 | サッカー
プレミアリーグ最終戦チェルシー対ウィガン。開始5分ほどで「終わった」感じがした。マンチェスターUを勝点1リードして、勝てば優勝の試合だ。30分ランパードがPKを決めた上、相手が退場で1人少なくなっては、勝負あった。終わってみれば8-0の破壊力はすごかった。

ひとつのチームが4連覇するなんてよくないと思うから、チェルシーの優勝に文句はない。強いて言えば、マンU3連覇の前に2連覇していたのがチェルシーだというのはちょっと気に入らない。この2チーム以外の優勝が望ましかった。

ルーニーと26点で並び得点王争いをしているドログバがランパードにPKキッカーを譲ったのは意外だった。ランパードが取ったPKだからランパードが蹴るのは当たり前だったのか?。以前、バラックから強引にFKを奪ったシーンを思い出して不思議だった。放送席は、ここで譲った結果、ドログバに得点王を取らそうという気分が強まって、ボールが集まったという。次のPKの機会にはドログバが蹴るなど結局3得点で得点王になってしまった。

一方、ルーニーは無得点のまま、後半途中、足を引きずって交代したという。脚の付け根の故障を悪化させたのだという。ワールドカップは大丈夫だろうというが…。Cロナウドが抜け、テベスが抜け孤軍奮闘していただけに、得点王はルーニーに取らせたかった。

新大関把瑠都に思いやり予定かな?

2010-05-09 21:36:25 | 大相撲
新大関の初日というとかたくなって敗れることが多い。新大関把瑠都の初日は?というと、圧勝でした。

相手は対戦成績2-0の栃ノ心。まともにいったのでは、実力に大差がありました。2日目の相手は6-1の豊真将。新スターが欲しくて欲しくてたまらない相撲協会は、ずいぶん気配りをしたようにみえます。

先場所、14勝の力があるんだから、スタートさえしっかりすれば、あとはとんとん拍子でしょう。2日目に把瑠都が負けるようなことがあっても何の責任も取らないテレビじじいのたわごとでした。

名人戦、難しさに感心

2010-05-08 17:02:12 | 将棋
名人戦七番勝負第3戦で羽生名人が3連勝といえば、当たり前に見えるが、テレビ観戦は難しくて面白かった。

夕方の放送。先手三浦八段の4六香車に解説の渡辺竜王が「香車を持って固まっています」。あまりに予想外の一手に仰天して思わず出た言葉のように聞こえた。

控え室も含めて、プロ棋士が意図不明だという手を指した三浦八段の負けなのかな、と雰囲気でしか判断できないテレビ観戦じじいが思ったあたりで夕方の放送は終了した。

さて夜8時50分からの放送は最終盤。詰むや詰まざるやのきわどいところで、渡辺竜王はどちらが勝つのかわからないと解説する。

あっという間に10分の放送は終了となった。

夕食休憩の後、何が起こったのか。どうせ解説してもらっても、理解不能だろうけど知りたいものだ。

ちょっとしまったのは、囲碁・将棋ジャーナルの時間見逃し。新聞の観戦記を待つことにする。

アトランタに明日の風は吹かなかった

2010-05-07 16:14:56 | 野球
アトランタ2チーム。明日の風は吹かなかったようだ。

NBAプレーオフのホークスは前日の点差を大幅に詰めて、それでも14点差でマジックに2連敗した。

MLBのブレーブスは、頼みのルーキー、ジェイソン・ヘイワードが前の試合で脚の付け根を痛め、途中欠場。きょうの試合は先発できなかった。八回にピンチヒッターで出てきて同点2点打を放ったのはさすがだったが、結局サヨナラ負けした。

前日は斎藤隆が2点リードをフイにしたが、なんとか勝った。それでも弱いはずのナショナルズに1勝2敗では先が思いやられる。次の日曜日、川上憲伸登板予定のようだ。打線は立て直せるのだろうか。レッドソックスの松坂は5失点でも今季初勝利。なんとも不思議な結果だ。