Kids COMMUNICATION FACTORY & TEAM-KCF

サークル活動からRCや趣味まで、アレコレお送りするブログですw

湯河原温泉でノンビリ温泉旅^^  (その3)

2017-04-05 23:48:19 | 旅行
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今日もまたまた湯河原の旅レポ^^

美味しいお蕎麦のランチから、日帰り温泉でポッカポカ♪

サスペンスの巨匠の記念館で、ナルホド納得な趣味を垣間見ながらコーヒーブレイク!

さてさて~



西村京太郎記念館から10分掛らないぐらいの距離で、いよいよこの旅のメインである湯河原の温泉街へ^^

それでもチェックインまではまだ30分ぐらいあるようで、まずは宿に愛馬を停めさせてもらい短いながらも宿の周辺を散策しました!

 

やはり湯河原も桜はまだ蕾のまま・・

早く暖かくなれと語り掛けているかのように、川辺に手足を伸ばしてその時を待っているようです!

 

歴史感じる建物や、清らかな水が流れる藤木川の景色を楽しんで^^

それでも30分という時間は、宿の周辺を僅かに観て回る程度の時間でしかなく、あっという間に時間は3時!

そろそろチェックインの時間だね~♪


今回お世話になった宿は~こちら!


島崎藤村ゆかりの宿「伊藤屋」さんです^^


 


明治21年創業のこちらの宿、名前のとおり島崎藤村ゆかりの宿で、この宿で藤村の名作「夜明け前」の原案を練ったのもこの宿と言われています。

「夜明け前」を読んだのは高校の頃だったかなぁ?当時のガキンチョなteruの頭には、話の流れは解っても結局何が言いたかったのか?が理解できず、ただただ難しい本だったという印象しか^^;;

何となく今でもあらすじは覚えているんですが・・・

さてさて実はこの宿、もう一つ歴史的にも有名な場所にもなっているんです!

それは・・歴史の勉強で習った覚えがあると思うんですが・・

「226事件で、東京以外の唯一の現場となった場所」

伊藤屋別館の「光風荘」に来ていた牧野伸顕伯を、河野大尉の指導する麻布第一連隊の兵士が襲撃した場所。

その際に牧野伯はお付の女中の機転で勝手口から脱出して、塀を乗り越えて裏山に逃れ助かったそうです。

そんな歴史を刻む老舗旅館を今回の宿に選ばせてもらいました!


 


またこの老舗の宿、最初の画像の入り口にある門柱、石垣、本館の建物が「国の登録有形文化財」になっている場所で、歴史的にも建物的にも、とてもスゴイ場所・・というのを実はteruは宿決める時には知っていたんですが・・masa事前に言ってなかったね(笑)

でも、知らずに来ると驚き数倍だったでしょ♪

そんな宿、もちろん宿泊1週間前ぐらいの予約ゆえ、予約できた部屋は本館ではなく新館だったワケですが、それでも建物全体の歴史を肌で感じられることには違いなく^^

もちろんココも同様に著名な方が身体を休めたのでしょう~

ハイ!

今年11湯目!「伊藤屋」さんの温泉です♪


 


まずは大浴場になる内風呂へ足を運びます^^

こちら泉質は「ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉(温泉質名:含石膏弱食塩泉)」で、源泉温度は66.5℃、お風呂は全て源泉かけ流しですが、温度調節のため循環併用、加水・・と「源泉掛け流しで加水?」という解りにくい説明で・・

コレたぶんなのですが、基本は源泉掛け流しだけど、湯温が熱すぎた場合は加水するよ~という解釈で大丈夫だと思います^^

なので加水時の割合は湯温によって異なるという感じですね~

実は丁度浴場に行った際に別の1人の方とほぼ同時に脱衣場に入ったので、その方が浴場に入る前に浴衣のまま急いで撮影・・だったのですが、その方が「写真~どうぞどうぞ♪」と言って下さったので甘えさせてもらって入浴前に2枚ほど撮影させてもらいまいした^^

ありがとうございました!


 


この宿、露天風呂と半露天風呂は貸切風呂になっているのですが「空いている時は何度でも利用可能」ということで、こちら露天風呂も昼夜問わず何度も利用させてもらいました!

小さな庭園は一面にコケを配して「the!日本」という風情を感じさせてくれる場所^^

実際この場所は宿の中心部に近く建物に囲まれた場所なのですが、その温泉場の造りによる開放感は素晴らしく、ノンビリと温泉を楽しむことが出来ました^^


 


そんなこちらは貸切風呂の半露天風呂とされているところ。

屋根があるのは名前のとおりで、解放面も1面のみなのですが・・何でなんでしょう??

もの凄く開放感を感じさせてくれるから不思議です^^

あえて浴槽を台形に配置して、奥行き感を錯覚させているからなのかも知れませんが、露天風呂も半露天風呂も、そんな狭い空間を「和の錯覚」で広く、奥行き感のある場所と魅せてくれているんでしょう^^

そして、この3か所の浴場全てにおいて「ジャグジーなどの温泉をかき回すような設備がないこと」は、ココが老舗で温泉好きな人が何を喜び何を嫌うのか?を凄く理解していらっしゃるのだなぁ~とただただ関心するばかりでした!




天候悪く、結局宿の入ってから夕食の時までは宿から出ることはなく温泉を行ったり来たりと時を過ごしてみたり、ロビーにある島崎藤村や226事件の資料などを観て歴史を感じたりと、そんな時間を過ごした夕方^^


 


いよいよ夕食の時間が近づいてきたようです!

この日の老舗が手掛けた夕食はどんな味わいだったのでしょう??

そんなレポは~続く^^