Kids COMMUNICATION FACTORY & TEAM-KCF

サークル活動からRCや趣味まで、アレコレお送りするブログですw

湯河原温泉でノンビリ温泉旅^^  (その4)

2017-04-06 23:08:40 | 旅行
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今日も湯河原の旅レポの続きです^^

天気も不安定で外出すること無く宿の湯処で温泉三昧な2人♪

もちろん旅ゆえ晴れるに越したことはないものの、温泉旅は雨でも変わらぬ優しい温泉を味わえるから問題なし!

ガッツリ温泉楽しんで、いよいよ夕食のお時間に^^




今回は部屋食ということで、担当の仲居さんが20分ぐらい前からせっせと準備を開始~ということで、邪魔にならぬよう2人温泉でマッタリ♪

部屋に戻ると丁度食事の準備が整って~さてさて本日はどんなお料理で楽しませてくれるのでしょう?

夕食タイムスタートです^^


 

《食前酒》黒糖梅酒
コレは食前酒ながらしっかり酒の味わいで、風呂上りの身体に効きます(笑)
それでも飲みやすく、また黒糖のコクと梅の香りはその辺の安い梅酒とは明らかに違うしっかりとしたもの

《食の友》生ビール
食事前の温泉に入ったこともあって、やっぱ生だよな♪と単純な選択^^
メニューには料理に合いそうな日本酒や焼酎など、飲み物のバリエーションも豊富だったので酒好きな方でも満足できるかと思います!


 

《先付》白魚菜種和え
極薄い味付けの白魚に、山フキの刻んだものと菜の花やイクラが添えられた器。
サッパリとしていながら春を感じさせる一品で、フワッとした白魚の味わいもまた格別^^

《前菜》5点盛
巻海老(車海老の子供・さい巻海老と同じ)蒸し、子持ち昆布を中心に、菜花辛子漬、ハマグリの芽味噌、イカのわさび漬和えと並びます。
海老は殻ごと頂けるサイズで甘み十分!
子持ち昆布やハマグリの芽味噌はこれまた春を祝う食材で、素材を活かした優しい味付け。
一方の菜花辛子漬や、イカのわさび漬和えは辛み十分の味わいで、酒の肴にもピッタリの味わい。
特にイカのわさび漬和えは、よくある既製品ではなく湯通ししたイカにワサビ漬けを和えたもので、香り高く味わいもGood!

 

《御造》船盛(8点盛)
お頭付はホウボウで、船の先端には厚みある帆立^^
手前から、ウニ、ボタンエビ、カンパチ、トリ貝、マグロ中トロ、イカと並びます。
新鮮なホウボウは、歯ごたえ感じるも甘み強く旨味十分!
その他、冬から春に移り変わるこの時期にピッタリな盛り付けでボリューム満点で、帆立とホウボウ以外のお造りはシンメトリとして反対側にも同量のものが盛り付けられて、相模湾を中心とした海鮮の味わいを十分に楽しみました!

《台の物》活アワビ踊り焼き
一瞬・・フタをしないの?と思ったこのアワビの踊り焼き。もしかしたら蒸焼じゃないだけに固くなるのでは?と思いきや・・
磯の香り感じる焼き上がりも軟らかさと甘みを感じるもので、焼き上がりに僅かにバターを加えることで、より一層味わい豊かなものに^^
画像だと解りにくいのですが、サイズ的にもかなり良いサイズで、磯で育ったと解る肝を抱えたアワビはGood!
ちなみに笑い話ですが、火に掛けて早々masaのアワビが吹っ飛び、慌てて網に戻したハプニング発生(笑)
丁度、貝殻の表面が火の熱で割れて貝ごと飛んでしまったようです・・が、もちろん最後は美味しく頂きましたとさ♪

 

《御しのぎ》ズワイカニ焼
コレ正直言ってしまうと焼きすぎ感が・・それでもカニの身入りも堅レベルで、旨みは十分感じられる一品。
肩肉の身入りも良く、量的にも食べ応えあるものでした!

《御しのぎ》ちらし寿司
酢の効いた、キリッとした味わいのもので、具材の旨味を活かした器^^

 

《焼物》和牛ロースト
一瞬焼き過ぎ?と思う見た目も口に含めば納得な味わいで、これはお品書きに記載されていないものの、味噌漬けの牛肉を焼いたもの。
もちろん完全に火が通った状態ながら肉質は軟らかく、脂はより甘みを増した味わい^^
この味噌漬けは恐らく自家製と思われるもので、化学調味料などは一切使われていないと思う一品!

《煮物》小鯛の桜蒸し
サクラの葉に、餅米と鯛の切り身を挟み蒸し上げたもので、桜の花びらのように観えるのはユリ根^^
香り高く、鯛の旨味は米をより一層引き立ててくれるもの。
盛り付けだけではなく味わいや香りも春を感じる器で、コレは素晴らしい逸品!!

 

《油物》烏賊真薯花見団子(イカしんじょう)
"イカしんじょう"を花見団子に見立てて、薄い衣で揚げた天ぷら。
フワッとした歯ごたえながら適度な弾力で、イカの甘さを感じさせる面白い一品で、抹茶塩で頂きます。
添えられたタラの芽の天ぷらも、香り豊かで春を感じさせるもの^^

《酢物》細魚木の芽造り
細魚(サヨリ)の酢〆を輪切りにして、まるで葉っぱのように盛り付けた器。
山菜のコゴミ、酢大根、海苔の寄せと、全体のボリュームも良く、この器もまた春を感じさせる一品^^

 

《食事》金目鯛の味噌仕立て・白米・香の物
2人共に「ココで金目?」と思わせた、椀物に入った金目鯛は香り豊かで良い出汁の味わいも感じる味噌汁として登場^^
まさに金目鯛ならではの味わいを白米と共に味わって、2人共ニッコリ♪
また一切説明ないものですが、この「ご飯」がもの凄く美味いのにはビックリ!

《水菓子》イチゴ、わらび餅
このパターンの水菓子を出す宿は数知れずながら、こちら「わらび餅そのものは甘くない」のが最大の違い♪
黒蜜に甘さを任せていることから、料理全体のバランスを崩すことなく甘味を味わうことが出来てGood!!
もう少し甘みを~と思えば、添えられた生クリームを使って~と、甘酸っぱいイチゴの酸味もクリームが見事に打ち消すバランスの良さ^^




アワビ、船盛など派手な演出や食材もあり、食べる前の感想は正直「このパターンは食材任せ?」と思わせるも、料理全てにおいて料理人の丁寧な仕事を感じさせるもの。

食材の味わいを活かしつつ、そこに必要な味わいを料理人が加えるも、やり過ぎ感は全くなく、あくまで素材の味を引き立たせる。

全てのバランスが素晴らしく、出汁や塩加減など1つ1つが老舗の料理人ならではの味わいを楽しませてくれました!

ちょっと今回は宿の選定で"背伸び"しちゃいましたが、そこに恥じない料理、温泉を堪能させて頂きました^^

ご馳走様でした!!



 


食後もノンビリと温泉で温まり、アレコレ会話も弾む男2人旅^^

大浴場から貸切風呂までしっかり楽しみながら湯河原の夜を過ごします♪

温泉で火照った身体を休ませながら、静かな夜の温泉街をカメラ片手に散歩して~おやおや?まだまだ飲み足りない?!

そんな夜の時間は~


まだまだ続きます(笑)