池波正太郎の「剣客商売」を再読している。
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その中で、何巻だったか忘れたけれど、この箇所だけ書き写していた。
、、三冬は、若衆髷に御納戸色の小袖、茶の袴。四ツ目結の一つ紋を
つけた黒縮緬の羽織。細身の大小という美しい男装である、、
時代小説を読んでいると、家紋の描写が結構出てくるものだ。
以前は、読み飛ばしていたが、最近は、興味があって、ピンと来ない家紋は
例の「家紋と苗字」という本で確認している。(好きだねえ、、)
目結紋(めゆいもん)というのがあり、三冬の羽織にあったのは、
その中の「四ツ目」である。
が、「四ツ目」も「平四ツ目」とか「角立て四ツ目」とか「繋ぎ四ツ目」
その他あり、なかなか深いのである。
あぁー、時代小説は面白い!
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