ここしばらく下の調子があれだったので
7月17日の金精峠大汗ツー以来 乗っていません・・(´Д`)
夏季休暇までお出かけ予定が無いので ここらで
NC750X DCT Eパッケージ(RC90)に乗り始めて4か月後の
個人的所感を記しておこうかなと。
そもそもいじりまくったスポーツスターに乗ること自体が苦痛に
なってきて(動き出すまでの儀式・バッテリ上がり・リジットマウントの
エンジン振動、 股火鉢排ガス臭・ 腱鞘炎によりクラッチの重さが負担など、
走り出せば楽しいんだけどね。)
BMWのスクーターにでもしようか・・と思っていたところ
NCがマイナーチェンジしたことを知り、これっきゃない!
と なったわけです。
以下、私的評価ポイントを。
まずは14年のRC72からシャープになったスタイリング
真横からはスリムに見えるけど近寄って見ると以外にカウルの幅が
張り出しているんです。 跨って初めてでかいのに気づく
ヘッドライト下の「嘴」から続くこの張り出しがライダーの下半身を
風雨から守ってくれます。
樹脂パーツだらけだけど塗装品質が4輪に較べても良いと思う。
クリア層が平滑なのは手入れのし甲斐がありますね。
ウィンドスクリーンも少し大きくなり形状も変わっています。
あと5センチ上にのびて欲しかった。 自分の座高でヘルメットのシールド
中ほどに風が当たります。 雨の時は水滴が飛ぶので、これは計算ずく?
高速では2割増しで走るとちょいと形相が変わります。
100Km/h3,000rpmなら超楽ちん。
RC90用のシールド早く出ないかしら。
自分はハンドル位置が遠いのですぐに手前にオフセットしました。
新たにアクセントとなるラゲッジの黒いステーはいらないようで
タンクバッグの固定に役立ったりして・磁石つきません。
タンク位置のラゲッジにはヘルメットが入るけどオーナーの
ほとんどがここにカッパやパンク修理材など小物を入れています。
なによりこれが大きな特徴。 底面にETCユニット、壁面にフューズBOXと
工具、車検証などが収まってますよ。
給油時はリヤシートを上げなければならないけど、
ユーティリティーと低重心、前後の重量配分に役立っていますね。
MC後のポイントの一つ・前後LEDランプ。
ヘッドランプのすれ違い灯はLED3発
走行ビームはプラス3発
省電力で明るいし、自分がNCを選んだポイントの一つです。
でも2眼のヘッドライトの方がカッコイイんだけど
ポジションランプの光の枠が現代風です。
メーター周りも変更されています(前モデルで不具合あった為か)
取説の半分はメーターパネルの設定。
別に色とか凝らなくても良いと思いますが・・
それより積算距離計は常時表示で外気温も表示してくれればな~と。
操作系・右のSW類
デュアルクラッチミッションのN⇒D⇒Sモード切替と
キルスイッチの向こう側にマニュアル⇔オートの切り替えがあります。
左のSW類
一番下の灰色がシフトダウンSW、向こう側(人差し指操作)で
シフトアップSW。
ヘッドランプディマーSWの左横はグリップヒーターSW。
(ON時はSW部、メーター内も5段階表示)
ハザードの右側の黒い部分は駐車ブレーキ。
キーOFFでニュートラルになるからね。
ホーンの位置とシフトダウンSWが逆のほうがいいような。
そしてNCを選んだ最大の理由、デュアルクラッチトランスミッション。
このモデルになってSモードがS1~S3と高回転パターンが
増えています。
自分の使い方ではDとS1で十分。 変速マップも変更したようですが
突然グワ~っと加速してポンポンポンとシフトアップするような
乗り方だと手動でシフトアップしないと暫く(数百メートル)は
低ギヤのままです。 学習する距離があるのね・これは仕方ない。
山道でもほとんどDレンジで手動SWを操作して走ってます。
がばっと開ければ勝手にシフトダウンするし楽だし。
止まれば勝手に1速になるのは便利。
4輪もそうだけど走行性能はエンジン出力だけではなく、
トランスミッション次第で性能が変わります。
DCTはエンジン全開のままシフトできるので変速時にスロットル戻しで
トルクの谷を作らないのでスタート~2速中盤までは結構加速が
良く、SSモデルにも置いていかれません。
まあ、1速で90キロも引っ張られると置き去りだけど・
タイムラグが出るターボ車とか低回転でトルクが出るエンジンには
DCTの相性が抜群だなと思います。 あのGT-Rやレースカーも
同様システムを使っているのも納得。
NCはその気になれば以外に速いし、その気がないときはトルクに
任せてドコドコと走るのも楽しい優等生的バイクです。
え? ・ ・ あ、そうだね (^_^;)
音量と歯切れの良い排気音の両立は苦労したのではと思える
マフラーの形状も変更されてます。
サスペンションとブレーキ
RC90になってFサスにデュアルベンディングバルブを採用。
リヤサスもイニシャル調整ができるように・
当初、突き上げが結構あり、コーナリング中に段差あると
ハンドリングに影響していたけど2,000キロ超えたあたりから
マイルドになってきました。(馴染んだ?へたった?)
ノーズダイブが抑え込まれて良い感じです。
ただ、リヤサスに泥水が直撃するのでインナーフェンダーとか
設定すればよいのに・・ 自分はゴム板でカバーしてます。
ブレーキはシングルで些か頼りない。 ハーレーほど強く
握らなくても止まるけど。 ローターの形はカッコいいんだけどな~
ここはケチらずWディスクでお願いしたいところ。
最近ステアリングポストのところ、カウルの隙間からFタイヤの
ロードノイズが気になるようになってきました。
タイヤが減ったこともあるけど。DUNLOPのD609はグリップは良いが
評判通り減りが早いですな・6,000キロまで持つかしら?
あとリヤキャリア(オプション)のサイドカバーから流れるような
造形が気に入ってます。標準にすればよいのに・
押し歩く時や切り返す時に力が入りやすいしタンデム
(したことないけど)グリップとしてもつかみやすいと。
総じて尖ったところはないけど、その気になればコントローラブルな
車体を生かして山道でもハイペースで走れるし、のんびり景色を見ながら
走るには最適な相棒となるツーリングマシーンだと思います。
HONDAの提案したこういったコンセプトにおやじライダーは共感してしまいます。
そして価格が安い!
それ鷹のことだし、 大体「技」隠すほど無いっしょ!
ただ高速PAなどで横にGSアドベンチャーとかトラのタイガーが
並ぶと「う~んん」 (⇒まだ見え張るかー!!)
アフリカツインならDCTあるし、対抗できるかね ・ ・なんちゃって
でも車両重量231kg。 キャリア+トップBOX、メインスタンド、
ナビや電装品その他で約240kg。。
キャンプ道具など積み込む装備重量は260kg・・・
今後フルパニア、ガード類とフォグ付けたらどうなることか。。
体力なくなったしこの辺が限界重量かな~
以上 私的所感でした。
長々と語ってしまいました。
あかねも眠そうです。 お付き合いどうもでした_(._.)_
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