80→500人超 会見やり直し実現
MIC集会で報告
フジテレビ(東京都港区、従業員1169人)の経営刷新を求めるフジテレビ労働組合(民放労連)が80人から500人以上へ6倍に拡大していることが、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)が20日夜に東京都内で開いた春闘決起集会で報告されました。
フジテレビ労組は、経営による組合敵視政策をはねのけ、組合加入が飛躍。密室会見のオープンな形でのやり直しなど要求の一部を実現し、MICは「希望をつなぐのは労働組合の存在だ」と訴えています。
集会あいさつでMICの西村誠議長は、「会社にものを言いたい労働者がたくさんいることに勇気づけられる。最大限支援しよう」と強調。背景にジェンダー問題があるとして、メディア企業の女性役員を3割以上にするよう求めるオンライン署名を呼びかけました。
争議報告では、出版労連から朝日出版社の出版事業存続や、世田谷区史編さん争議で「著作者人格権の尊重」を認めた解決が報告されました。
国会議員公設秘書による記者に対する性暴力事件、日本新聞協会ハラスメント事件など性加害、ハラスメントとの闘いへ支援が呼びかけられました。
フリーランスにも波及する産業別交渉を議論し、日本音楽家ユニオンの土屋学代表運営委員は、レコード協会や放送局との賃金交渉を報告しました。
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