松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

それでも…(Part2)

2005-09-20 16:52:05 | Weblog
どっ!もっ!!

mixiにて#92(Hamaryo)さんが日記に書いてたにつき
今迄あれ程ユーミンをフューチャーしてたのに未だ述べたことが無かったにつき

今回はユーミンについて♪
やはり小泉氏は上手いですね、ああいうところ。彼の容姿は父親にと言われているが
数々の演説で伺えるあの雄弁さ?は、隔世遺伝で彼の祖父に似ているらしい。

今回の郵政選挙でも色々な喩えをっ!!
例えば今回の解散は「ガリレオ解散」とも呼ばれている。
自らが唱える郵政民営化改革を地動説に見立て、自らをもガリレオ・ガリレイに。
何でもほんとにガリレオになろうと思って、密にオランダ語と地学を勉強していたらしい…

参議院に於いて罰せられた(改革案が否決された)際に、ちっちゃい声で
「それでも地球は青かったと…じゃなかった!地球は動く!!」
と一瞬ガガーリンに成りかけるも思い留まり何とかガリレイに…
記者から「解散ですか?」と聞かれ(うん!)と躊躇無く頷いたのも、ガリレオに成ったつもりで
既に其の時日本語が判らず、適当に返事をしただけだったという逸話もチラホラ☆

来たるべく選挙では自民党はキビしいのでは?と懸念されたが
小泉氏も何とか自分を取り戻し、日本語で、「郵政民営化」に首尾一貫した選挙活動が逆に支持された。
????????????????すいません!そろそろ好い加減にね★
ほんとのユーミンを、郵政民営化論の奥の奥に在る本質【松任谷由実】について述べようかと。
松任谷由実さんは比例区で何党に票を入れたのであろうか?
否、そもそも選挙に行かはったのだろうか?大事な話だ。

私は松任谷由実を超える音楽家を未だに考える事が出来ない。
多分前にも後にも、彼の女が最高のミュージシャンである。(あくまで好き嫌いの問題である。)
出会いは?と聞かれても、そんな決定的な一瞬がある訳でもないし、大袈裟な話でもないが
小さい頃、父親の車に松任谷由実の音が何時もかかっていたのである。
以前雑誌に凄い事が書いてあり、「いかにも!!」と心の中で叫んだ覚えがある。
「松任谷由実の曲を聞くことは『経験』である」崇拝する私は、やはり「否」とは言わない。そう思ふ。
何故彼女の音が良いのか!?何故に其れ程迄に崇拝するのか!?

分からない…何かいいんよねぇ☆あの音が、あの詩が。
特に歌詞を見ると分かるが、最近の歌詩は愛だの恋だのばっかりを詠い
また其れ等を抽象的な言葉でしか表現してない。具体的な表現が無いのである。
恋愛をテーマにしてもいいが、其れを表す時に其の侭、直接的な描写しかしてない。
例えば「愛」を「愛」と表現するのは簡単なのである。
其の点で彼女は目に見えるモノで、更に色を使っている。

耳にだけじゃなく、目に脳にそして記憶に訴えかけてくる。
愛とか恋とか、好きとか嫌いとか、嫉妬とかそういう抽象的な人間の感情を
別のモノで暗に表現したり、又唯の目に見えただけの景色や季節の詩を謳い
また其れ等の描写が実は愛をテーマにしているものだったりと…
以前ベストアルバムを作ってくれと言われ、一応作ってみたが…

勿論選曲に迷う。100曲以上ある中から十数曲に纏める事なんて無理無理無理無理!!
日本人はベストアルバムが好きで愛してる。其の愛の重さは超ド級!其れがちょうど良くなんて考えちゃ…
駄目ージ駄目ージと考える。私はあまり好きくない。其れは『VIVA!6×7』を聴いて分かった。
アルバムには其々作り手側が伝えたいテーマがあり、其れを聴く側に如何に伝えるかで苦心しはる。

其れでテーマを一番好い感じに伝える構成で出来上がった作品がオリジナル・アルバムである。
ベストアルバムとは既に発売されたヒット曲を並べただけのモノと私は思ひます。
だから『Neue Musik』も個々の音はとても良いものばかりだが、何かねぇ…

私のお勧めはデビューアルバムにしてMasterPieceでもある『ひこうき雲』此れ此れ☆
さて、小泉氏がユーミンを謳う姿を我々は此れから1年看続ける事になるが

其の1年の間にユーミンを聴く姿も見てみたいものである♪