松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

2006-05-17 23:21:12 | Weblog
こんな題の島崎作品があるのですが、今回は別に其れについて書こうとは露にも思っておりませぬ。

さて、この日(5月17日)は朝早くに(AM7:00だったか)大阪駅・桜橋口に着いた…。
kってkta…ってきた…帰っ…か…帰ってきた…帰ってきた…そう、帰ってきたのだ!!!

ぶいるでぃんぐ達もちゃんと低くて、なぜか変に、「落ち着いている」なんて思っちった☆
大阪に帰ってきた事はそこまで嬉しくはない。
ちょっとだけ、嬉しいのである♪

しかし、そんな事にいつまでも感慨深くなっている暇が今の私にあるのか。すぐさま、トイレを探す。
桜橋口に隣接?したホテルグランディアだったっけ、そんな名前のホテルのトイレに入り
得意のカジュアルから、これまた得意のスーツ姿へとお着替えしまして
このあと直ぐ8:30からの会社説明会に向かうのでした。

この日も2件ありまして
その朝の1件目が終わると、次は2時から。
2時間程の空き。
彷徨う四ツ橋筋近辺では、しとしとと静かではあるけども、それでも雨がいつまでも止まずに。
仕方ないから、喫茶店などに入って、日経新聞なんて読みながらアイスコーシーを愉しむ。

臭いのに…。
ブラックスーツで、時計もはめて、日経読んで、アイスコーシーは砂糖だけ。
でも、僕…臭いんです。きっと。
思い返せば、その前々日の夜からお風呂に入ってない。そして、会社説明会、夜行バス等…
すべてに全力投球で、すべてに汗をながしてきた。
2件目の説明会では、私は最前列のど真ん中。

隣の人は、多分に僕のせいで(で、でも僕だって保証はないけども)咳は多くしてた。
申し訳なさがいっぱいで、説明など頭が入らなかったのです。
自分の匂いがどんなか、分かればいいのに。確実に臭いと分かっても、どうも出来ないけど。
かと言って、自分が臭いって確実に分かるくらいの臭さがしても、これまた嫌なのである。
そんなこんなで2件目を終え、小雨の中梅田駅まで歩いていく…

少々の雨では傘を差さないのである、私は。
そうやって私は、小さいかもしれないが、勝ちを積み重ねていくのであろう、この先も。
こんなことしてるから臭いんだけどね★
信じられない出来事が起こった。雨の街にしては不思議な体験である…神憑っていた。

梅田に着いた時は、私は全く濡れてなかったのだ…自分を疑った。
神ではないのか、とさえ。
まぁ、地下街を通ったからなんですけど。

家に着き、上がって鞄を下ろして、スーツを全部脱いで、パン1になった時の嬉しさといったら…
自由だった。開放感だ。そこには私しか居なかったけども…

実際「やった…やったよ♪帰ってきた…」と声にした。ガッツポーズさえ。しかも、力強くしなやかに。

その開放感は、パン1だから、という単純な理由ではない!
これ程に自分の部屋が好きだったのかと気づいたのである。6.7畳の部屋に自由を感じた。

かといって、東京の雰囲気に縛られていたという訳でも無し。帰る場所の何というか…分からん。