二月二十五日の減量ウォーキングは、急坂が厳しい「カミナリ・コース」で、体力を消耗したが、スーパーの鮮魚コーナーで、珍しくも刺身用の「釧路前浜産」特大ニシン(33.0㌢)と出会う僥倖に浴した。一匹四百八十円と値が張ったが、女房が3~4人前の刺身が出来るというので、買ってもらった。今年の冬ニシンは、年が明けて小樽産が最も早く出回ったが、値が安くなるのを待っているうちに姿を消し、その後は、石狩産・古平産が圧倒的に多く、北海道産(?)・野付産・網走産がときどき、厚岸産はほとんど見かけなかった。
魚体が大きいだけあって、3.5人前の刺身が出来上がった。昨年3月14日投稿の根室産(28.0㌢、1匹250円、2.0人前)や今年1月31日投稿の野付産冬ニシン(25.0㌢、1匹200円、1.5人前の刺身)と比べて、はるかに実が厚く、油が十分乗っていて美味だった。
板前役の女房は、せっかく包丁をさばきながら、油濃いものは得手でなく、サンマ・ニシン・カツオなどの刺身には少ししか箸をつけない。私も若い頃は淡泊なカレイ類の刺身を好んだが、加齢とともに好みが大きく変化した。今夜は、馬刺しが食卓に出るという。カナダ産だが、シナ産ではないから心配は不要だろう。それにしても、馬刺しを食するのはずいぶんと久し振りになる。
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