9月16日付『釧路新聞』に載った〝ダリアおじさん〟の記事を読み、二十日に市役所庁舎前庭の花壇で咲き誇る花を撮影した際、ホワイトの大輪を撮り忘れたことに気づき、二十三日に改めて市役所まで足を運んだ(といっても徒歩ではなく車でだが)。この二種類の大輪花を見て、昭和五十年代前半にいっとき、鉢植えでダリアを咲かせたことを思い出し、古い写真を探してみた。
デジタルカメラはまだない昭和五十一年に、安物の光学カメラで撮ったピントの甘い写真をようやく一枚見つけた。六号の素焼き鉢に丈50㌢、花の直径は最大20㌢、大輪菊の福助作りと同じ要領で、摘心をしないで最終的に一輪のみを鑑賞する。
≪栽培の仕方≫
■矮性剤(Bナイン)処理はしない。
■挿し芽(約2㌢)を球根から切り取る。
■発根剤を使用しポットで育てる。
■丈を抑制するため挿し芽の時季を調整する。
■生長に合わせて鉢替えを数回行う。
■摘心を行わなわず、予備の脇芽を三個残す。
■施肥及び灌水過多を避け、乾燥気味に栽培する。
■生育状況に応じ、適宜、予備芽を一個ずつ摘み取る。
■釧路の場合、六月中旬挿し芽で、九月上旬に花壇植えと同じ大きさの花が咲く。
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