六月十二日、仲野ひろこ・鳩山由紀夫ツーショット次期衆院選向け街頭演説会ポスターを、釧路市内で発見。古いのも散見される。
おりしも、十九日、西松建設から小沢一郎への違法献金事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた国沢幹雄被告の初公判が東京地裁で開かれ、国沢被告は起訴事実を認めた(6月20付『讀賣新聞』第1面参照)。
検察側冒頭陳述は、「岩手、秋田両県の公共工事の談合で小沢一郎民主党代表代行の事務所の意向が『天の声』とされ、本命業者選定に決定的な影響力を及ぼした」(6月19日付『北海道新聞』夕刊・第1面。写真下段<右>を転載。「天の声」西松建設受注工事一覧は、20日付『釧路新聞』第4面から転写)と主張し、西松建設のダミー団体を通じた献金の違法性を裏付ける証拠として、小沢の公設第一秘書・大久保隆規被告が献金の違法性を認めた供述調書を提出し証拠採用された(同新聞参照)。
ひろこちゃん、ポスターの相手、一郎から鳩に替えてよかったなぁ。だが、鳩は一郎と違って本当にクリーンなのかね。平成十五年から十九年まで五年間も、鳩の政治資金管理団体「友愛政経懇話会」は、死者から遺族も知らない献金を受けたとする政治資金収支報告書を総務省に提出していた(6月17日付『讀賣新聞』第35面〈社会〉参照)というではないか。金額の多寡は桁が異なるが、一郎も鳩も基本的に同じ穴の狢だよ。児童会の標語のような「友愛」って、仲間内だけのものじゃないの?
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