今年の釧路地方は、春は比較的暖かかったが、夏は低温多雨で、秋は遅くまで気温が高い異常な天候が続き、庭も山も紅葉が遅れただけでなく、場所や樹種によってばらつきが大きかった。
我が家の庭のサラサドウダンは、ドウダンツツジと異なり、深紅色ではなく淡橙色になるのが特色で、日中と朝晩の寒暖の差が大きくなる十月初旬から色づき始め、下旬までには全体が紅葉するのが常だったが、今年の秋は、芯から赤くなり始め、次第に下方に移り、下葉が色づく頃芯は落葉という、<昨年秋の異変>とは異なる珍現象が起きた。
撮影は、上段左端から順次右へ、十月二十四日、二十五日、二十七日、二十八日、二十九日、三十日、三十一日、十一月二日。紅葉の遅れと急速な進行は歴然としており、十一月初旬の氷点下の気温であっという間に落葉した。
左手前のクロフネツツジは、完全に紅葉しないうちに凍結で葉が茶褐色に縮み、落葉した。昭和六十二年秋に居宅を新築し、翌年、各種の庭木を植栽した頃は、十月十日の<体育の日>に霜が降り、下旬には地面が凍ったから、季節が一か月ずれた気がする。やはり温暖化が進んでいるのか・・・
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