タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 田舎家近辺で見かけた生き物 ≫

P1030171_2 少年の頃、ヘビは、田舎家の近くにいくらでも棲息していた。コンクリートの布基礎ではない昔の木造家屋の床下にアオダイショウが住み着いていたし、シマヘビやカラスヘビ(シマヘビの色変わりで、真っ黒)とも馴染みだった。
 写真上段のシマヘビには、五月五日に田舎家周辺の清掃(除草剤散布)に出かけた際に、神社の脇の藪で遭遇したが、五月四日に別保左奥沢で見たものより褐色の縞がはっきりしている。
P1030201_2P1030179_2 写真中段<左>は、道東では人里でも見かけるエゾシカ。私が昭和四十年に就職した頃、このように聚落の近くで姿を見かけることは皆無だったが、今や牧草地や畑に平気で入り込んでいる。農林業の被害の大きさを考えると、もはや害獣といってよいだろう。
 写真中段<右>は、サクラマスの稚魚。小学生の頃、味噌漉し笊(ざる)を持って小川の縁で掬(すく)ったことを思い出す。おおらかな時代だった。
P1030205P1020889 写真下段<左>のカワラヒワは、春は、発芽しかかった野菜の種を食べる害鳥。
 写真下段<右>のキジバトは釧路の我が家の庭で撮影。亡くなった母は、何十年も田舎家に住んでいて、デデッポーという鳴き声しか聞いたことがなかったのに、釧路の庭先で姿を見るとは思わなかった、とよく言っていた。私も田舎家では姿を見た記憶がない。

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