10月14日にオショロコマ釣りの目的地に向かう途中、斜里川本流と支流のアタックチャ川との合流点近くで一休みし、本流右岸に迫る急峻な山腹を遠目で眺め、トドマツの緑と各種広葉樹の紅葉・黄葉が入り交じる見事な錦織(にしこり)を撮影した。この山は、本流と支流のペーメン川の分水嶺で、東側には、江鳶山の支尾根が伸び、昼でも薄暗い谷底深くにクテクンナイ川が流れている。
この秋は気温が高く、まだ本来の鮮やかさではないが、それでも、ルミックスDMC-TZ5の十倍ズーム(写真<左>)や、五倍ズーム(写真<右>)で撮ったヤマモミジ・カツラ・イタヤカエデなどの色彩の変化には迫力がある。
写真下段は、アタックチャ川一の沢のカツラの若木。ヤマベが釣れた頃は、この沢にもよく入った。左岸近くが険しい山腹なので、日の入りが早く、秋の午後二時には薄暗くなり、ヒグマの出没に注意を要した。この日は、十数年前のエノキタケを思い出して釣りの帰りに立ち寄ったが、その当時の倒木はほとんど腐朽してなくなっていた。
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