タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

林道で出会ったエゾライチョウの親子

学名 Tetrastes bonasia
種名 エゾライチョウ
分類 ライチョウ科エゾライチョウ属

 日本での分布は北海道のみ。本州の高山帯に生息するライチョウと異なり、羽の色は一年を通して変化しない。生息数が激減し、希少種に指定されているにもかかわらず、肉の味が美味だから狩猟鳥から外せない、とは今どき慮外の愚策である。獲って喰らう人間の気が知れない。

 林道を走行中、右カーブ前方でバタバタとエゾライチョウ親子が飛び立った。雌と、巣離れしたばかりの雛は樹上へ逃れ、雄は路肩から藪へ。不安そうに羽を震わす雛、少し離れて雛を気遣う雌、スタコラサッサの雄、三者三様に違いが出て興味深い。雄は、黒い喉が白い線で囲まれているのが特徴。

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