さあ、いざ、タモギタケの森へ行かん。阿寒(あかん)国立公園のある北海道弟子屈町では、お昼少し前に、川湯園地「足湯」の交差点に設置された温度計が 36 .1 ℃( 気象庁の記録は 34. 2 ℃ )を表示していた。
街中を過ぎると「ヒグマ生息地」の看板が立っている。いつもの薄暗いサイトに着いて昼食。ザックに鈴を下げ、周囲に気を配りながら風倒木を乗り越えて奥に入ると、出ていた、今季初物のタモギタケ!適期を過ぎて色素が抜けたり、完全に流れたりしているものが結構あるが、ほどほどの量を袋に収め、車に戻った。幸運にも、白糠町パナアンソーポコマナイの山林のようにヒグマの糞に遭遇することはなかった。