これまで、花畑で開花後に種ができ完熟する前は別として、スズメはヒマワリの種を食べない、いや、嘴の形状から食べたくても食べられないと思っていた。しかし、今冬はいささか様子が違う。スズメ用の第一給餌箱にアワ・ヒエ・キビ・カナリアシードなどが十分残っているのに、ヒマワリの種の入った第二給餌箱に出入りし、シジュウカラの邪魔をしている。シジュウカラはスズメを嫌い飛び去ってしまう。
私が第二給餌箱に与えているヒマワリは、大粒(長径1.5㌢/㍍)、中粒(長径1.2㌢/㍍)、クロヒマワリ小粒(長径0.8㌢/㍍)の三種類。シジュウカラ・ゴジュウカラ・ヤマガラ・ハシブトガラ・アトリ・カワラヒワ・シメたちは三つとも啄み、スズメは小粒なら啄める。カワラヒワとシメは、異種の個体も同種の個体も威嚇し追い払うが、群がるスズメは苦手のようで、もてあます様子が見られる。
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