札幌管区気象台が道内の観測地点の記録を保存している1946年以降で、最も暖かかった3月(4月1日付『北海道新聞』夕刊・第12面参照)も終わりの31日夜半から、4月1日夕刻まで、台風なみに発達した低気圧のせいで、道東は暴風雪の大荒れの天気となり、釧路では、最大瞬間風速34.4メートルを記録した。
釧路市役所に急ぎの用事があったため、女房のジムニーに乗せてもらい10時に家を出、用を終わらせて11時30分に帰宅。こういう天候でジムニーに敵う車はない。一尺くらいの積雪路を楽に走破できるので、実に頼もしい。
昼食後、敷地周りの除雪をしながら、何度となく餌やりおじさんの役もこなした。このスズメの固まりを見てやって下さい。暴風雪の中を必死に生き延びようとする小さな生命の固まり! 昨夜はどこで眠られぬ夜を過ごしたのやら。
スズメは人間と共に生きる小鳥だから、ここでは野性の生き物に給餌することの是非は問うまい。世界遺産の知床半島でキタキツネやヒグマに餌を与えるのとは別に考えたい。
昔から、<彼岸荒れ>といって春分の日の前後に荒天が多いが、今回の暴風雪はそれが少し遅れたのだろう。
<天気図の写真は、4月1日付『北海道新聞』第1面から転写>
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