氷点下の気温が続いて全面結氷した湖では亀裂が盛り上がる御神渡り現象が生じるが、二月五日、砂湯・仁伏などの湖岸の一部を残してほぼ全面結氷した屈斜路湖(北海道弟子屈町)で御神渡りが湖面にいくつか出現したという『釧路新聞』(第3面)の記事を読み、朝食直前に突然、ハクチョウと御神渡りを見に行こうということになり、あわてて準備をして女房と二人で八時半に出発した。
氷が岸辺に迫り水面が狭いせいか、ハクチョウは一昨年訪れたときより相対的に数が少なく、餌を求めて足元にまつわりつくこともなかった。多分、野鳥への給餌を自粛しているのだろう。土産店で「ハクチョウの餌」を販売する風景も見られなかった。
御神渡りは、新聞記事ほど大がかりなものではなかった。三脚に一眼レフを載せて撮影していたカメラマンによると、日中に溶けた水分が夜半から明け方の冷気で凍りせり上がりが大きくなるという。今季は日中の気温が低く、氷が溶けないため、氷塊の成長は小ぶりだそうだ。川湯エコミュージアムセンターでは「氷は暑くなってきているが、割れる恐れがあるので、必ず湖岸から観察して下さい」(同新聞)というが、近くで見たいのが人情、人の足跡が写らないようにカメラアングルを選ぶのに苦労した。
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