一昨年まで、勤労感謝の日の前後数日に、ツツジ類や常緑で葉の大きなエゾシャクナゲの小木の防寒・雪折れ防止のために、筵を使う冬囲いを二十年間続けてきた。
木の丈・幅に応じて六尺・九尺・十二尺の根曲がり竹を必要量用意し、六本・八本・十本を一組に根本を土中に差し込み、上部を紐で結わえる。
耐寒性の弱いツツジの場合は、写真上段<右>のように、地面から上方へと隙間が出来ないように筵を数枚張る。要所を紐で竹に縛り、上端も隙間を空けない。耐寒性の強いツツジやエゾシャクナゲの場合は、筵は上半分だけで、上端を少し空ける。いずれも、強風で筵がばたつかないように、上から斜めに紐で抑える。
これが長年の冬囲いのスタイルだったが、加齢とともに寒風の中での作業が重荷になり、昨年は、耐寒性の弱いツツジのみ筵で囲い、その他は紐で結わえて枝を窄めるだけにした。しかし、今年は、樹勢の弱った耐寒性の弱いツツジを春に処分したため、雪折れ防止に、樹を外側から紐で巻いて窄める簡易な方法だけとなった。
釧路は、道南・道央・道北と違い、積雪が極めて少ないので、この方法で雪の重さをしのぐことができる。ただし、樹勢が弱っている場合は、風よけのための筵が必要だろう。生育状況を確かめることが肝心である。
ミニバラとアジサイが室(むろ)に収まり、ツツジ類の枝折れ防止作業が終わると、ツルウメモドキの朱色の仮種皮がひときわ日の光に映え、やがて雪の季節となる。
今夜は、両親の御霊舎に一年の実りを報告し、馴染みの寿司屋の特上生寿司に、剣菱の熱燗(私)・麒麟のビール(女房)・剣菱の冷酒(長男)で勤労の喜びを祝った。
最近の「園 芸」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事