朝日新聞社の木村伊量社長は、9月11日、東電・吉田調書問題に関する自社の報道記事について記者会見(画像<右>は、9月12日付『讀賣新聞』第27面から転写)を行い、「命令違反で撤退」したという表現を取り消すと発表し、さらに、「吉田調書記事」だけでなく「従軍慰安婦問題記事」についても謝罪を表明した。
9月12日付『讀賣新聞』第1面の記事の見出し ■ 吉田調書 社長が謝罪会見
■ 社内改革後進退を判断 編集担当 解職
■ 慰安婦報道 第三者委で検証
■ 会見要旨11面、関連記事2・3・4・7・36・37面
9月12日付『朝日新聞』第1面の記事の見出し
■ 本社社長、会見し謝罪
■ 慰安婦巡る記事 撤回遅れを謝罪
■ 吉田調書 政府が公開 福島原発事故 菅元首相らの調書も
■ 池上氏連載判断「責任を痛感」
■ 読者と関係者の皆様におわびします 朝日新聞社社長 木村伊量
■ 関連記事32・33面
9月12日付『毎日新聞』第1面の記事の見出し
■「慰安婦」「吉田調書」 検証後「進退を判断」
■ 編集担当を解任
■ 官邸介入弊害 裏付け 吉田調書を政府公開
■ 関連記事3・31面
9月12日付『北海道新聞』第1面の記事の見出し
■ 朝日新聞社長が謝罪
<タックの所見> 慰安婦も吉田調書も、『朝日新聞』の記事は日本を貶めようとする意図的な捏造であって、朝日新聞社は確信犯だと私は思っている。今回の朝日の謝罪事件は、60年安保で過激派学生を煽った清水幾太郎が、後年社会情勢が変わって「立場を変えました」と右寄りにスタンスを変えたとき、福田恆存によって「無責任だ」と厳しく咎められたことを思い出させる。状況が悪くなって仕方なしに「すみません、間違ってました」と謝って済むことではない。謝罪が本気ならば『朝日新聞』を廃刊にするぐらいの覚悟が必要ではないのか。
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