七月二日投稿の≪菅内閣支持率続落と参院選予想≫で、報道メディアが、投票日前に具体的な数字を示し議席獲得数を競って予想することは、有権者に予断を与え選挙の結果に影響を及ぼしかねないので止めるべきだと記したが、相変わらず、阿呆メディアが競馬の予想屋と同じこと(共同通信社による推定獲得議席数=写真上段<左>は、7月7日付『北海道新聞』第1面から、時事通信社による予想獲得議席数グラフ=写真上段<右>は、7月5日付『釧路新聞』第4面から転写)をやっている。
■『北海道新聞』の見出し「与党、過半数厳しく」「民主50議席割れも」「自民堅調」「みんなに勢い」
■『釧路新聞』の見出し「民主『改選54』は微妙」「自民は40台半ばか」「参院情勢 みんなも健闘」
北海道新聞社も釧路新聞社も自社の調査ではないデータを用いて、サッカーW杯の予言タコ「パウル君」気取りはよしてもらいたい。
読売新聞社と朝日新聞社の内閣支持率及び比例区投票先(写真下段<左><中>は、7月5日付『読売新聞』第2面、<右>は、同日付『朝日新聞』第2面から転写)くらいなら、ま、許容範囲内だろう。内閣支持率は、読売が45%で朝日が39%とは意外だった。朝日は切歯扼腕か。
■『読売新聞』の見出し「内閣支持率続落45%」「『比例は民主』3割切る」
■『朝日新聞』の見出し「内閣支持率39% 不支持40%」「比例投票先 民主減らす」
自分が口にした消費税10%であたふたと発言がぶれる菅首相より、遊説先で「個々の世論調査には一喜一憂しない」(7月8日付『北海道新聞』第2面)と強気な姿勢を崩さない枝野幹事長の方が力強く感じる。菅は所詮口舌の徒でしかないということだ。
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