イオンのワゴンの中で100円で売られてた靴下
ギンガムチェックだ
という長いお休みも最後の日
母を特養から認知症病棟のある病院へ転院させた
特養というのは最期まで重い病気にならなければ暮らせるところだと思っていたら違ったようだった
昔はそうだったけれど今、特養に入る基準は要介護3
母は内臓や足腰に病気はないので認知症だけで要介護3を取得した
しかし、特養では母のような要介護3はいない
動ける母は介護士の負担になる
介護士不足の問題がある限り母は特養では暮らせない
らしい…
そうなると認知症病棟のある病院への転院を勧められる
しかし、病院も良くなったら施設に戻ってもらうと言っている
認知症が良くなるわけはないのでどう見極めるのだろう
正直病院を出て施設に戻る日が来るのか
そんなことは母に伝わるわけもなく新しく明るくキレイな病室が気に入ったのか機嫌が良く
談話室で楽しそうにしていたと看護師さんに聞いた
もちろん面会はできないのでしばらく顔は見れない
ガラス越しに電話で話せるというがそれは親子の認識があって成り立つ会話
もう母は母の形をした別人
亡くなる前に一度でも私を思い出す時があるだろうか
だとしたらその時は傍にいたいと思う