またまたここで・・・昨年退去した管理物件の原状回復が問題になっています。
何が問題って・・・?

長年住んだ入居者の住み方と、当社の前に管理していた管理会社の原状回復工事の施工方法が粗悪だったが為に、逆に原状回復工事費用が嵩むことになってしまったという事。
そもそも、このお部屋は和室のお部屋であり、元々は漆喰ではなさそうですが
塗り壁だったのではないかと思われ、その上にクロスを貼り・・・又、
その上に塗装されていました。
普通の現状回復だけを考えれば、汚れた壁を塗装すれば良いだけなので、
予算重視であれば、その方法も無くは無いかもしれません。
しかし・・・時々TVでも紹介されていますが、クロスの上から塗装をすると、
万が一傷や穴が開いた時には、塗装ではその傷を埋めることは
出来ません。
一見、塗ってしまえば綺麗に見えても、クロスの柄までは復元することは不可能なので
よく見ると、お粗末な仕上がりとなり、商品価値を下げた仕上がりになってしまいます。
今回、退去されたお部屋は、長年お住まいになったのですが、ペット不可だったお部屋で
猫ちゃんを保護していたことがあるとの、契約違反と善管注意義務違反がありました。
立合いに行った時には、驚くほどの猫の爪による引っかき傷で襖は中の桟までボロボロ。
入り口の戸当たりは・・・きっと部屋から出たかったのでしょう。
ギザギザのボロボロで、補修不可で交換しなければならない状況でした。
壁も、猫が飛び上がった時につけてしまった傷で、下地までボロボロ。
クロス下地のパテだけでは補修は不可能で、結局は下地を貼り替えなければならない状況。

立合い報告書を作成し、大家さんへ報告した後、
『とにかく早くお客様に紹介出来る状態に直さなくちゃいけないから、金額よりもとにかく手配をして頂戴!』という大家さんが言われるのですが・・・。
『大きな金額になりそうなので、金額が出ましたらご連絡します』と伝えると、
『まぁ~!あんたがやらなくちゃいけないと思ったら、やって頂戴!』と、何とも安易なお返事に、こちらの方が
ビビってしまいました。
そして・・・見積書の電卓を弾くと・・・
なんと
100万超え・・・。
こんなに大きな金額になってしまっては、いくら信頼して頂いて
『やって頂戴!』と言われても・・・
『そうですか・・・それじゃ~手配します』という訳には行きません。
早速、お電話して・・・
『電話では説明しきれない事なので、預かり金の清算書と原状回復工事の御見積書を
お持ちした上で打ち合わせをしたいし・・・本当は一度、現地を見ながらご説明したいのですが・・・』と、お伝えし・・・至急、お時間を作って頂くことになりました。
流石に大家さんも、
『こんなに費用が掛かるのは初めてだし・・・時間を作って行くわ~!契約した時は釘1本打ってはいけないという事を言って綺麗にした部屋に入ってもらったんだから、ペットの分は払ってもらわなくちゃ困るわよ~!』と、
ご立腹の様子。
当然でしょう。
酷い部屋なんですから・・・。
『びっくりすると思いますよ・・・あんな状態のお部屋は、なかなかありませんから』と説明すると・・・
『
いやだぁ~!今から脅かさないで~!』・・・わりと大家さん、大らかに笑っていらっしゃる。
かなり太っ腹?です。

大家さんの大切な資産ですから、今後のメンテナンスの方法もしっかりと後々の事を考えてご提案をしなければいけません。
近い将来、建替えてしまうなら構いませんが、その時だけ安く済ませる方法は、建物を駄目にしてしまう危険性が高くなります。
それでも、大家さんがしっかりと納得されていれば良いのですが、知らずにいらっしゃったという点が、気の毒でなりません。
入居者の皆さん
敷金は、お部屋の中を普通に使用して、普通にお掃除して生活していれば大半が戻って来るお金です
敷金が戻ってくるように生活することは難しいことではございません。
毎日、毎日ピカピカにお掃除をしなくてはいけない事ではなく、せめて週に1度はお部屋やお風呂・トイレ・キッチン等、お掃除をしてください。
敷金が返ってくるか?原状回復費用の請求を恐れるぐらいなら、せめて日常の普通のお掃除ぐらいは行ってください。
いくら何でも大家さんが気の毒です。

何が問題って・・・?


長年住んだ入居者の住み方と、当社の前に管理していた管理会社の原状回復工事の施工方法が粗悪だったが為に、逆に原状回復工事費用が嵩むことになってしまったという事。

そもそも、このお部屋は和室のお部屋であり、元々は漆喰ではなさそうですが
塗り壁だったのではないかと思われ、その上にクロスを貼り・・・又、
その上に塗装されていました。
普通の現状回復だけを考えれば、汚れた壁を塗装すれば良いだけなので、
予算重視であれば、その方法も無くは無いかもしれません。
しかし・・・時々TVでも紹介されていますが、クロスの上から塗装をすると、
万が一傷や穴が開いた時には、塗装ではその傷を埋めることは

一見、塗ってしまえば綺麗に見えても、クロスの柄までは復元することは不可能なので
よく見ると、お粗末な仕上がりとなり、商品価値を下げた仕上がりになってしまいます。
今回、退去されたお部屋は、長年お住まいになったのですが、ペット不可だったお部屋で
猫ちゃんを保護していたことがあるとの、契約違反と善管注意義務違反がありました。
立合いに行った時には、驚くほどの猫の爪による引っかき傷で襖は中の桟までボロボロ。

入り口の戸当たりは・・・きっと部屋から出たかったのでしょう。
ギザギザのボロボロで、補修不可で交換しなければならない状況でした。

壁も、猫が飛び上がった時につけてしまった傷で、下地までボロボロ。

クロス下地のパテだけでは補修は不可能で、結局は下地を貼り替えなければならない状況。


立合い報告書を作成し、大家さんへ報告した後、
『とにかく早くお客様に紹介出来る状態に直さなくちゃいけないから、金額よりもとにかく手配をして頂戴!』という大家さんが言われるのですが・・・。
『大きな金額になりそうなので、金額が出ましたらご連絡します』と伝えると、
『まぁ~!あんたがやらなくちゃいけないと思ったら、やって頂戴!』と、何とも安易なお返事に、こちらの方が

そして・・・見積書の電卓を弾くと・・・


こんなに大きな金額になってしまっては、いくら信頼して頂いて
『やって頂戴!』と言われても・・・
『そうですか・・・それじゃ~手配します』という訳には行きません。

早速、お電話して・・・
『電話では説明しきれない事なので、預かり金の清算書と原状回復工事の御見積書を
お持ちした上で打ち合わせをしたいし・・・本当は一度、現地を見ながらご説明したいのですが・・・』と、お伝えし・・・至急、お時間を作って頂くことになりました。

流石に大家さんも、
『こんなに費用が掛かるのは初めてだし・・・時間を作って行くわ~!契約した時は釘1本打ってはいけないという事を言って綺麗にした部屋に入ってもらったんだから、ペットの分は払ってもらわなくちゃ困るわよ~!』と、

当然でしょう。
酷い部屋なんですから・・・。
『びっくりすると思いますよ・・・あんな状態のお部屋は、なかなかありませんから』と説明すると・・・
『


かなり太っ腹?です。


大家さんの大切な資産ですから、今後のメンテナンスの方法もしっかりと後々の事を考えてご提案をしなければいけません。
近い将来、建替えてしまうなら構いませんが、その時だけ安く済ませる方法は、建物を駄目にしてしまう危険性が高くなります。
それでも、大家さんがしっかりと納得されていれば良いのですが、知らずにいらっしゃったという点が、気の毒でなりません。


敷金は、お部屋の中を普通に使用して、普通にお掃除して生活していれば大半が戻って来るお金です

敷金が戻ってくるように生活することは難しいことではございません。
毎日、毎日ピカピカにお掃除をしなくてはいけない事ではなく、せめて週に1度はお部屋やお風呂・トイレ・キッチン等、お掃除をしてください。
敷金が返ってくるか?原状回復費用の請求を恐れるぐらいなら、せめて日常の普通のお掃除ぐらいは行ってください。
いくら何でも大家さんが気の毒です。
