バイト語

　皆さんバイト語（バイト敬語）をご存知ですか？
ファミレスやコンビニのアルバイトさんたちが使う（正しい敬語ではない）バイト敬語と言われる言葉使い。

親近感を持たせるために使われているそうですが、実はバイト語というのは、社会では通用しない、使うべきではない、おかしな敬語なのです。

バイト語を意識してみると、確かに耳障りだったりします。
日本語の表現はとても難しいですね。
日本人でありながら、きちんと正しい敬語を話せますか？と聞かれて
『はい』と自信を持って返事が出来る人は少ないと思います。
敬語さえ正しければ、話し方や表情・態度がどうであっても良いわけではないのですから、常に人の振り見て自分自身を正さなくてはいけないと思います。

そんな中で例えば【バイト敬語】ってどんな敬語があるのかを調べてみると・・・。
『いらっしゃいませこんにちは～』
『1,000円からお預かりします』
『よろしかったでしょうか？』
『お待ち頂く形になります』等。

日常的に使っている人にとって何処がどう間違っているのか、わからないと思いますが、営業職に就いている皆さんは、いかがでしょうか？
若い年代の人は、丁寧な言葉だと思って使っている方が多いので、一度バイト敬語に目を通して、見直してみてくださいね。
・・・きっと、ドキッとしますから・・・。
実は当社の若手スタッフもバイト語を使っていました。
当社では、今までこのような言葉を意識した事がありませんが、世間には研修を受けてまでバイト敬語を止めさせる企業も存在するので、やはりプロの営業職としてはバイト敬語を止めなければいけません。
直す直さないは、本人の向上心の有無が作用されると思いますが、目くじらを立てて『直しなさい！』とは言いません。しかし習慣になってしまうと、なかなか正す事が出来ないので、二十歳を過ぎた大人の場合には直す必要があると思います。

皆で正しい日本語から学ぶべきなのかもしれません。
バイト敬語を使ったまま、お爺ちゃん・お婆ちゃんになってしまうのは恥ずかしい事ですからね。