筆者が子供の頃のクリスマスと言えば、決まって鶏もものローストが出て来ました。
筆者が生まれた昭和30年は終戦から10年経っていて食糧事情は大分改善したとは言え、当時の我が家は未だ貧しかったことを覚えています。
そんな中での鶏ももローストやチョコレート、そしてクリスマスケーキ(当時は未だバタークリームでした)は当然ですがとびきりのご馳走でした。
小学校に上がる頃までは父親の商売が未だ軌道に乗る前だったので母親はかなり無理をしてクリスマスの準備をしてくれたんだと思います。
そんな母親が用意してくれた当時のクリスマス料理をオマージュしてクリスマスディナーを作ってみました。
一昨日買い出しに行って骨付き鶏ももを見てみたら巨大過ぎてとても食べられる量ではなかったので普通のもも肉で、しかもサイズダウン、バタークリームのホールケーキも今では売ってないしとても食べ切れないのでピザパイに変更しました。
また、チョコレートはガーナチョコレートではなく、生チョコに変更して…
最終的なメニューは、オードブルは生ハムとチーズのクラッカー、スープはクラムチャウダー、メインが鶏もも肉のローストに付け合わせがブロッコリーとりんごパン、そしてサラミソーセージのピザパイです。
オマージュと言いながら…食材が鶏肉であること以外は全く別物になってしまいましたました。
因みに、ピザは昨日の朝にりんごパンを焼いたのと同じパン生地をピザ用に残しておいて手作りしたものです。
麺棒で延ばしたので綺麗に円形にはなりませんでしたが、その上に既製品のピザソースを塗って具材をトッピングして行きます。
ピザベースが薄いタイプなので250度の余熱で10分で焼き上がります。
自分で言うのもなんですがプロに近い味に仕上がったと思います。
このメニューではケーキは食べ切れないのが分かっていましたので、最後のデザートは先日準備したチョコレートにしました。
食後は甘い生チョコと赤ワインのダブルのポリフェノールで何となく健康になったような気分です。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s