また~・・・前回の続きである。
途中、気まぐれから・・・・違う話題で投稿したので・・・あの記事はもう終了したの?
と、思われた方もいるのでは無いかと思う。
前回の話では・・・大脱線して修復不能になってしまったので途中で止めざるを得なかった・・・反省。
因って、これからは、あまり脱線しない様に・・・減速比の話に戻したいと思う。
前回は確か・・・29ccに排気量を上げた事でエンジンのパワーが上がった・・・。
パワーが上がった分、ギヤ比を変更してバランスを取る必要があると言う様な話だったかと思う。
ヘリカルギヤを使用した場合、既に製作してしまった強化フレームに新たな加工を施す事無く、
使用する事の出来るギヤの歯数は、84枚である事は既に説明した。
その場合の減速比は、7.64:1になる。
メインローターを、1350rpm程度で回したいので・・・丁度都合がいい。
純正は、8:1なのだが・・・これでは、明らかにローギヤードである。
有り合せのギヤを流用して、実際にテストを行なってみると・・・
84Tのギヤは、非常にマッチングが良い。
実に・・・しっとりと飛ぶのだ。
その上・・・この回転域では、些かノイジーなゼノアエンジンの排気音も静かなのだ。
このギヤ比・・・個人的には気に入っているのだが、どうも他の業者に言わせると、
パワーが無いと言う。
別にスポーツフライトを行なおうと言う訳では・・・ない筈なのだが・・・?
自動車でも・・・・貨物車はそんなにパワフルに走らないと思うし、
又その必要も無いのである。
29ccに排気量を上げた事で、パワーもトルクも飛躍的に向上している。
折角エンジンのトルクが向上したのに、それを巧く活用しない手は無いのだが、
他の人達は、フレームを削ってでも・・・メインギヤが88枚の方が良いと言う。
まあ・・・色々な考えがあっても良いのだが・・・
もしかしたら・・・その人達は、今までの経験側から先入観を持っていて・・・
ガソリンヘリのエンジンは、高回転で回らなければならないと、
考えているのかもしれない節がある。
確かに、高回転でエンジンを回してしまった方が、多少キャブ調整が狂っていたとしても、
誤魔化せる側面も有るにはあるのだが・・・。
それでは・・・エンジントラブルの元。
キャブ調整は、極力適正な空燃比に調整する必要があるのだ。
そうでない場合は・・・長期間、安定したエンジン性能を保つ事は出来ない。
その他の理由として、もしかしたら・・・790mmのメインローターを使用している為に、
ピッチを高く設定する必要があるのかも?
ピッチを高く設定すれば・・・揚力も増加するが、同時に抗力も増えてしまう。
ここに弊社が・・・リフター800と言う、高揚力タイプのメインローターを
開発した理由がある。
揚抗比の高い特殊な翼型を採用する事で・・・ピッチを立てる事なく、浮き改善させているのだ。
但し、84枚のギヤを使用して、強風下(風速10m/s以上)で飛行させた場合には・・・
多少問題もある、
強風下で唯一問題になるのは、風に叩かれたりすると多少エンジンが
苦しくなる場合がある・・・と言う事である。
すると・・・総合的に減速比を判断した時、どうも最終的に86枚のメインギヤが良さそうだ。
このギヤ比で・・・メインローターを1350rpm付近で回転させようとすると、
現在のエンジン回転より、多少上げて10500rpmで回す事が出来る。
これは実際に作って・・・ヤッテみるしかない。
もしかしたらこのギヤ比・・・29ccエンジンを使う上で、新たなトレンドになるかも・・・。
途中、気まぐれから・・・・違う話題で投稿したので・・・あの記事はもう終了したの?
と、思われた方もいるのでは無いかと思う。
前回の話では・・・大脱線して修復不能になってしまったので途中で止めざるを得なかった・・・反省。
因って、これからは、あまり脱線しない様に・・・減速比の話に戻したいと思う。
前回は確か・・・29ccに排気量を上げた事でエンジンのパワーが上がった・・・。
パワーが上がった分、ギヤ比を変更してバランスを取る必要があると言う様な話だったかと思う。
ヘリカルギヤを使用した場合、既に製作してしまった強化フレームに新たな加工を施す事無く、
使用する事の出来るギヤの歯数は、84枚である事は既に説明した。
その場合の減速比は、7.64:1になる。
メインローターを、1350rpm程度で回したいので・・・丁度都合がいい。
純正は、8:1なのだが・・・これでは、明らかにローギヤードである。
有り合せのギヤを流用して、実際にテストを行なってみると・・・
84Tのギヤは、非常にマッチングが良い。
実に・・・しっとりと飛ぶのだ。
その上・・・この回転域では、些かノイジーなゼノアエンジンの排気音も静かなのだ。
このギヤ比・・・個人的には気に入っているのだが、どうも他の業者に言わせると、
パワーが無いと言う。
別にスポーツフライトを行なおうと言う訳では・・・ない筈なのだが・・・?
自動車でも・・・・貨物車はそんなにパワフルに走らないと思うし、
又その必要も無いのである。
29ccに排気量を上げた事で、パワーもトルクも飛躍的に向上している。
折角エンジンのトルクが向上したのに、それを巧く活用しない手は無いのだが、
他の人達は、フレームを削ってでも・・・メインギヤが88枚の方が良いと言う。
まあ・・・色々な考えがあっても良いのだが・・・
もしかしたら・・・その人達は、今までの経験側から先入観を持っていて・・・
ガソリンヘリのエンジンは、高回転で回らなければならないと、
考えているのかもしれない節がある。
確かに、高回転でエンジンを回してしまった方が、多少キャブ調整が狂っていたとしても、
誤魔化せる側面も有るにはあるのだが・・・。
それでは・・・エンジントラブルの元。
キャブ調整は、極力適正な空燃比に調整する必要があるのだ。
そうでない場合は・・・長期間、安定したエンジン性能を保つ事は出来ない。
その他の理由として、もしかしたら・・・790mmのメインローターを使用している為に、
ピッチを高く設定する必要があるのかも?
ピッチを高く設定すれば・・・揚力も増加するが、同時に抗力も増えてしまう。
ここに弊社が・・・リフター800と言う、高揚力タイプのメインローターを
開発した理由がある。
揚抗比の高い特殊な翼型を採用する事で・・・ピッチを立てる事なく、浮き改善させているのだ。
但し、84枚のギヤを使用して、強風下(風速10m/s以上)で飛行させた場合には・・・
多少問題もある、
強風下で唯一問題になるのは、風に叩かれたりすると多少エンジンが
苦しくなる場合がある・・・と言う事である。
すると・・・総合的に減速比を判断した時、どうも最終的に86枚のメインギヤが良さそうだ。
このギヤ比で・・・メインローターを1350rpm付近で回転させようとすると、
現在のエンジン回転より、多少上げて10500rpmで回す事が出来る。
これは実際に作って・・・ヤッテみるしかない。
もしかしたらこのギヤ比・・・29ccエンジンを使う上で、新たなトレンドになるかも・・・。