タバコのない笑顔あふれる大阪、日本、そして世界へ

受動喫煙をなくす進言、提言、提案、要請作戦進行中…

🚭大阪府の副首都ビジョン改定版パブコメ ⇒「喫煙率・受動喫煙ゼロ」目標が本ビジョンを支える基本的要件となるでしょう

2023-02-15 18:09:53 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報
へ以下の意見を送りました。

大阪府は、「喫煙率をゼロに、受動喫煙をゼロに」の目標を高く掲げ、若者・女性を含めた府民の健康づくりの推進、健康寿命延伸のトップを目指し、重点施策として進めるべきで、この施策は本ビジョンを支える基本的要件となるでしょう。

・大阪府の健康寿命は(平均寿命も)、男女ともに全国の都道府県では最下位に近い。

・本ビジョンでは、「健康寿命の全国平均との差も、男女とも縮小傾向。10歳若返りなど健康寿命延伸の取組。」
と数か所にわたり記載しているが、隠さずに、最下位に近い実態を示して、この要因に触れ、抜本策を明示すべきです。

(1)平均寿命のデータでは、最下位に近く 
https://president.jp/articles/-/65242 の図参照

(2)健康寿命(65歳平均自立期間)と平均余命でも、最下位に近い。
https://www.pref.nara.jp/secure/154416/tR03-65.pdf

(3)近隣の滋賀、奈良、京都の上位県府に学ぶべきです。
https://notobacco.jp/pslaw/nikkei221223.html

・これら上位県府の要因として指摘されているのは、喫煙率の低さや、長年にわたりタバコ対策に取りくんできていることがあります。

・滋賀県男性平均寿命日本一と男性喫煙率最低値との報を受けての一考察
http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/journal/gakkaisi_180906_33.pdf

(4)大阪府も、受動喫煙防止条例など、タバコ対策に取り組みつつはありますが、対策はまだまだ緩く、例えば大阪関西万博を控え、大阪市内に(煙が漏れざるを得ない)路上・屋外喫煙所を数多く作る動きがあるなど、手緩い限りです。
・条例制定時に、付帯決議で、喫煙者のために喫煙所を多く設置すべき、など呆れる決議に、未だに縛られて屋外喫煙所を作り、またタバコ会社に費用をねだって門真などに開放式の喫煙所を作るなど、真面目に府民・市民の健康をタバコから守る施策とは逆行しています。

(5)健康日本21の第三次計画の策定を国は進めており、大阪府も府計画を進めることでしょうが、大阪府は「喫煙率をゼロに、受動喫煙をゼロに」の目標を掲げ、若者・女性を含めた府民の健康づくりの推進、健康寿命延伸のトップを目指し、重点施策として進めるべきです。タバコ対策に重点を置けば、他の項目にも力が入ります。この施策は本ビジョンを支える基本的要件となるでしょう。
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パブコメの結果が公表されました。(2023/4/10)
 府民意見等と大阪府・大阪市・堺市の考え方⇒  https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/41196/00449592/boshukekka.pdf