タバコのない笑顔あふれる大阪、日本、そして世界へ

受動喫煙をなくす進言、提言、提案、要請作戦進行中…

🚭産経記事:強まる嫌煙社会② たばこは悪の権化?「ほどほどの自由欲しいだけ」⇒ 意見:ご自分の空間でのみどうぞ

2023-11-22 01:26:01 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報

に以下の意見を送りました。(強まる嫌煙社会④完 にも同趣旨の意見を再度送りました。) 皆さまからも是非お送りください。
 
【それでも吸い続ける喫煙者には「 リスクを重々承知・お覚悟の上、 ご自分の空間でのみどうぞ」と申しあげたい。「声高に禁煙を」申しあげるつもりはないし、喫煙者を叩くつもりもさらさらありません。 】
1.喫煙者からの受動喫煙について
・内閣府の直近の調査でも、83.3%の人(喫煙者を含む)は受動喫煙の迷惑・有害性に怒っている。(以下の問3)
https://survey.gov-online.go.jp/hutai/r04/r04-tabako/gairyaku.pdf

・長年にわたり、多くの非喫煙者は受動喫煙で健康を害されてきた。少しの煙であっても、体調を悪くし、アレルギー反応を引き起こし、不快を引き起こす人は少なくないし、逃げられない乳幼児への害は多大など、タバコの煙にはそのような有害性のあるものが多く含まれていることを、喫煙者はきちんと知り、そんな事実に真面目に向き合うべきだ。

・家族や、職場、公共の場などの受動喫煙で、病気になり、早死にした人は数知れない。(厚労省のデータでも少なくとも年間15,000人が受動喫煙で亡くなっている)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000130674.pdf
(僕の周りでも、60歳代以前で亡くなった複数の妻さんの夫は、全て喫煙者だった、、)

・そのような多くの非喫煙者の積年の無念・怨念を、喫煙者は受け止めるべき。

2.喫煙者自身も健康を害している
・喫煙の害は、人により感受性が違うので、長生きする喫煙者がいるとしても、全体としては喫煙者の寿命は10年前後は早まり、健康寿命も数年以上は縮まっている。
https://notobacco.jp/pslaw/smokingalive.jpg
(僕の周りでも、50~60歳代で亡くなった男は大半が喫煙者だった、、禁煙を何度勧めても止めなかった、、)
(泉重千代さんの例を持ち出しているが、この人の吸い方などにもよるのだろうが、喫煙者のご自分がこの人のように長生きすることは万が一にもあり得ない、、こんな例外例にしがみつくのはやめた方がよい、、)

・喫煙者の自己責任だとしても、吸わなければもっと長生きした人は数知れないだろう。例えば作家や歌手などで生きておればもっと多くの作品や歌を残せたことから、その社会的損失は多大なものがある。残された家族もまた悲嘆を避けられはず。

・タバコにはニコチンやタール以外に、数多くの添加物が混ぜられている。メンソールなどの添加物で煙を肺深くに吸い込みニコチン依存が強められ、またタバコを止めにくくさせられている。タバコを自由意思で吸っている積りが、依存に陥り吸わされ囚われるに至っている。そんなタバコの依存強化や怖さを喫煙者は知っているのだろうか?
 喫煙者はこれら添加物の何たるかを知らずに、広告に釣られてより強いタバコを吸い、やがて強い依存性に陥って、吸わされるようになり、囚われ縛り付けられている。「喫煙の自由」、「自らの考えた末の選択」、「我々の聖域を侵すな」、「権利を奪うな」等は錯覚に過ぎず、タバコ会社の手の内で買わされ、囚われ、踊らされている悲しさと愚かさに思い致すべきだ。

・そもそも喫煙者は、周りに非喫煙者がいる限り、有害な煙を立ち昇らせたり呼出煙で吐き出すべきでない。屋外でも無料の喫煙所を求めるなんて横着極まりない。誰が灰皿を清掃するのか? 行政も屋外に喫煙所を設け、税金で清掃すべきでない。(周りに害を及ぼさない)有料の喫煙所でのみ許される行為と心がけるべきだ。歩きタバコで害を振りまき、ポイ捨てするなどもっての他だ、甘ったれるのもいい加減にすべきだ。

それでも吸い続ける喫煙者には「ご自分の空間でのみどうぞ」と申しあげたい。「声高に禁煙を」申しあげるつもりはない。ただ非喫煙者の多くが「こちらに害を振りかけないでください汚さないでください公費や社会に負担をかけないでください家族や子どもなどを大切に慈しんであげてください早くニコチン依存から逃れて自由の身になってください。」と願っていることに思い致していただければ、、

3.タバコ製造者は手を替え品を替えて、若者を含め多くの人をタバコに誘い込み、縛り付け、多大の利益を得てきている。そんなタバコ会社・業界を潤し、乗せられていることに、いいかげんに喫煙者には気づいていただくことを切に願っています。

※なお、酒をタバコと比較して論ずるべきではない。「受動喫煙」の有害性や迷惑とは全く違って「受動酒」の害というものは無いので、引きあいに出すのは受動喫煙の害を弱めようとする逃げの論理となっている、、

参考
 

🚭産経記事:強まる嫌煙社会① たばこ依存脱却の契機?⇒ 意見:吸わされている喫煙者/喫煙所は消えていくでしょう!

2023-11-13 23:24:38 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報

の記事で、記者は、
・私は禁煙の場所が増えることで「たばこをやめようか」と考える人が1人でも2人でも現れるならば、禁煙エリアの拡大に賛成だ。それによって、喫煙者本人と周囲にいる何人もの命が守られるだろう。 
喫煙場所が減っていくことは、たばこに捕らわれた喫煙者がそこから脱却するチャンスといえるのではないだろうか。 
と、誠に正しいご発言をし、禁煙化社会の大事な本質をついているかと思います。
そして「みなさんの意見を広く募集しています。ご意見はこちらまで」(上記記事に記載されている)とのことなので、以下の意見を送りました。皆さまからも是非お送りください。

意見:正しい、禁煙化社会の大事な本質をついている記事に拍手です
1.タバコにはニコチンだけでなく、口当たりを良くしたり、苦みをマスクしたり、肺に深く吸い込ませるために、また依存性を強くして止められなくするため、などの添加物(メンソールや香料、フレーバーなど)が多く加えられています。最近では特に加熱式タバコに、、

2.喫煙者はこれら添加物の何たるかを知らずに、広告に釣られてより強いタバコを吸い、やがて強い依存性に陥って、吸わされようになり、囚われ縛り付けられています。(欧米やブラジルなどではメンソールなどの添加物タバコは禁止されていますが)

3.新幹線に喫煙ルームが廃止されるに至ったのは、遅すぎることながら(経過措置として残され)、禁煙化社会をやっと認識するようになっただけでなく、人手不足や無駄を無くしていくなどが指摘されています。(喫煙ルームの清掃や維持管理費用のゆとりが無くなってきている。車内販売の中止などもこの流れの一環なのでしょう。) https://tabiris.com/archives/kitsuenroom/

4.ですので、新幹線だけなく、喫煙専用室や無料の屋外喫煙所も、健康はもちろん人手不足や維持管理費用の節減と切り捨てのために、またSDGsや持続可能社会への理解進展も相まって、今後順次消えていくことになるでしょう(経過措置を経て)。

5.マンションや戸建て住宅でも、受動喫煙の害のトラブルが増えてきており、国土交通省もマンションの管理規定で受動喫煙のトラブル防止を入れる検討を進める動きもあるようです。

6.やがて自宅や自室でもタバコの煙を周りに振りまく限り、禁煙化は進んでいくことでしょう。
煙を外に出さない、完全密閉された、有料の喫煙室か数十メートルの範囲内に誰もいない野外でのみ吸うことが認められる社会とならざるを得ないことでしょう。
それに伴い喫煙者は漸減~急減し、タバコは高額の入手困難物となり、意地を張り続けたいごく少数の喫煙者のみが、孤立しつつ吸うことになる世界になるでしょう、、
遅くとも多分20~30年か、40~50年の内には、、

7.タバコ業界は、有害性や迷惑性を隠すために、紙巻きタバコから加熱式タバコや水タバコなどに販売戦略をシフトしてきていますが、ニコチンやタール・有害添加物がゼロとはならない限り、本人と周りへの有害性や刺激性・迷惑性は隠しようがなく、化けの皮は剝がれていかざるをえないことでしょう。
20~30年か、40~50年の内には、タバコ会社そのものがやがて潰れていくことになることかも、、

参考


🚭和田秀樹:「70歳以上は酒もたばこも自由でいい」批判 ⇒ 喫煙は寿命を縮める、妄言に惑わされず『禁煙』をこそ

2023-11-04 01:07:40 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報
精神科医の和田秀樹医師が最近「70歳以上は酒もタバコも自由でいい」との無責任極まりない発言(妄言)を振りまき、一部メディアが拡散しているようです。
妄言の記事例(President Online)  https://president.jp/articles/-/75302 

1.喫煙が生存年齢を縮めることは周知の事実です。例えば英国のDollらの著名なデータでは、70歳の非喫煙医師の生存者率は80%に対し、喫煙医師(重度喫煙医師)の生存者率は50%で、約10年の寿命の差があると報告しています。

・ですので、重度喫煙者(医師)であった人の約半数は70歳までに鬼籍に入っているのです。70歳以後も吸い続ければ、死亡曲線は急峻なのです。
(ちなみに、年齢別喫煙率で50~60歳以上が低くなる推移が続いていますが、この年齢以上の喫煙者は順次鬼籍に入りやすいので、母数の喫煙者数が少なくなってきているからでもあります。)

・和田医師は「私が勤務した浴風会病院に併設された老人ホームでは、喫煙者と非喫煙者の生存曲線に差がありませんでした。 」とのデータは、きちんとしたデータでないのでしょう。エビデンス無しの無責任な妄言と思わざるをえません。

2.「70歳からは「やりたい放題」でいい、タバコやお酒も好きなだけ… 」の妄言を真に受ける人はいないでしょうが、万一にも真に受ければ悲惨な老後が直ぐにでも現実のものとなる可能性が大です。

・長年喫煙し続けてきても、「禁煙」すれば、その効果は現れることは、多くのエビデンスで明らかにされています。

・またタバコはストレスを減少させることはなく、それは錯覚に過ぎず、喫煙そのものがストレスを引き起こすことも多くのエビデンスで明らかにされています。

3.喫煙は、家族や周りの人に受動喫煙の危害を多くふりまきます。喫煙者の伴侶や家族が早死にしたり病気になったりする例は数多くあります。もし孫がいる場合は近づくのを嫌がって、楽しく遊べる機会も失いかねないことでしょう。

4.和田医師のような妄言に、メディアも加担すべきではありません。
「70歳からは「やりたい放題」でいい、 タバコやお酒も好きなだけ… 」を勧めて、喫煙する高齢者の早死にをもしかして意図しているのかもしれませんが、うっかりにも無責任な妄言に乗せられて、早死を急ぐことのないよう、タバコをすっぱり止めて、心身ともに健康な、悔いのない「幸齢者」となるよう祈念しております。