千代田保健所へ：国会議員会館の自室での喫煙／法違反の実態把握と指導をお願いします

以下の要請を東京都千代田保健所に送りました。（後記のご返事がありました）

千代田保健所御中

国会議員、会館自室で喫煙　健康増進法に違反

国会議員の違法喫煙ＮＯ、ネットで批判拡散　調査求める声　動かぬ与野党幹部

枝野代表だけでは終わらない国会議員の「ヤバイ室内喫煙」の実態

などが報道されています。


国会議員会館の自室での喫煙の法違反については、貴保健所が実態を調査され、指導し、改善が見られない議員について健康増進法違反の罰則適用の権限があるのではないでしょうか？　どうぞよろしくお願いいたします。

参考：「北海道議の喫煙」事実確認へ　札幌市保健所、議会事務局に

【千代田区からのご返事】（2020/9/30）

先日の報道を受け、当課は法令に基づく調査を行い、指導等を実施しております。
また、施設が適切に維持管理されるよう、今後も継続した指導等を実施してまいります。
情報提供頂き、ありがとうございました。

タバコの添加物および健康警告表示は健康所管の厚生労働省に監督権限を移管すべき

河野太郎・行政改革担当大臣の「目安箱」が満杯となって、今後は規制改革・行政改革ホットライン（縦割り110番）へ投稿してください、とのことなので、標記を送りました。

⭕提案事項名（タイトル） 

タバコの添加物および健康警告表示は健康所管の厚生労働省に監督権限を移管すべき

⭕提案の具体的内容

これらは現在は財務省が所管しているが、健康に不可分で関わる内容なので、健康所管の厚生労働省にそれらの監督権限を移管する

⭕提案理由 

１．国は2022年度までに喫煙率低減の数値目標として12％を掲げているが（現状は概ね18％）、加熱式タバコの拡販宣伝などで、タバコ離れが減速している。

　この要因のひとつとして、タバコへのメンソールやフレーバーなどを添加し、依存性を強くしていることがあり、海外ではこの禁止の法制化が進んでいる。
(例1）マサチューセッツ州、メンソールなど「風味つきたばこ」を販売禁止　全米初の法律 2019年11月28日
(例2）欧州、メンソールタバコを禁止 2020年05月21日
　
２．タバコのパッケージに健康への害の画像表示の義務付け、あるいは銘柄のみの表示に限るプレーンパッケージが諸外国で広がってきている。
(例3）シンガポール：たばこパッケージ、７月からロゴ記載禁止　2020/06/30　図や写真を使って健康被害を説明する警告表示の大きさは75％に引き上げる。
(例4）WTO、たばこ箱の宣伝禁止容認　2018/6/29　たばこの箱の包装から宣伝色を排除するオーストラリアの規制について全面的に認めた。規制は英国やアイルランドも導入、検討中の国も多く、、

３．これらは現在は「たばこ事業法」により財務省が所管しているが、この法は「第一条：我が国たばこ産業の健全な発展を図り、もつて財政収入の安定的確保及び国民経済の健全な発展に資することを目的とする。」なので、健康の観点が全く無い。

　タバコの添加物および健康警告表示は、健康に不可分に関わる内容であることから、日本でも、健康所管の厚生労働省にこれらの監督権限を移管すべき。この権限移管で何ら問題は発生しないし、むしろ喫煙者・非喫煙者ともに多大な健康増進が期待でき、国民の健康寿命の延伸にも大きく寄与する。

プロ球団の野球場の「禁煙状況」（25％）を掲載しました

全国の動植物園、水族館、遊園地・テーマパーク、庭園100選、都市公園100選、スタジアム（競技場）、海水浴場100選の「禁煙状況」の公表に続き、標記の状況を公表しました。

プロ球団の野球場の禁煙状況（25％）　https://notobacco.jp/pslaw/yakyujokinen2020.htm

・プロ球団の野球場でも、自主的に or 法・条例により禁煙が増えてきているのは頼もしく、今後の広がりが期待されます。 

・他の野球場も順次調査し 、これらが全面禁煙となるよう要請し、いずれ100％禁煙に近づくよう、予定しています、、、

・皆さまの近場や利用された機会などにも、「全面禁煙化」の要請をよろしくお願いします。情報もお寄せください。

「滋賀県営都市公園マネジメント基本方針」のパブコメに「公園内全面禁煙」を提案

「滋賀県営都市公園マネジメント基本方針（原案）」に対する意見・情報の募集について　2020/10/2まで

に以下の意見・提案を送りました。

縁戚が貴県に住んでおり、遊びで御地の公園に一緒に行くことも年に数回はありますので、標記の意見・提案をお送りします。

１．特に希望ヶ丘文化公園に何度も行きましたが、アスレチックの傍に喫煙所があったり、建物横に喫煙所・灰皿があったりで、何度も改善要請をしたことがあります。

２．今回の基本方針で「心身の健康を増進する機能」が、２-１．滋賀県営都市公園の位置づけ などで記載されていますが、「受動喫煙の危害防止の徹底」が、基本的に不可欠です。

３．健康増進法第二十七条では、屋外施設の喫煙所について「施設管理者は、受動喫煙を生じさせることがないよう配慮しなければならない。喫煙者は喫煙する際、受動喫煙を生じさせることがないよう配慮しなければならない。」と配慮義務が規定されています。
この趣旨を踏まえれば、子どもが主体の、また多くの人が遊ぶ公園施設では、受動喫煙の危害から守るために、また喫煙所の三密回避のために、公園などの屋外の園内・場内や入口に喫煙所を設けないことが必須です。滋賀県の受動喫煙方針でもそうなっているのではないでしょうか？

４．この方針は、喫煙者の禁煙を促がす効果もあり、来園者皆の「心身の健康を増進する機能」ともなります。

５．東京都や兵庫県など、受動喫煙防止条例のある都県の都市公園などでは、上記を踏まえ、公園内の敷地内禁煙が既にされています。例えば

・東京の小石川後楽園⇒　2018年12月15日をもって、団体休憩所に設置しております吸殻入れの利用を取りやめました。これにより、小石川後楽園内は全面禁煙となりました。　

・神戸市立須磨離宮公園⇒　健康増進法及び兵庫県「受動喫煙の防止等に関する条例」の改正により2020年4月1日から公園の建物および敷地内の禁煙が義務化されます。それに伴い園内全域禁煙にさせていただきます。　

・石川の兼六園⇒　園内は禁煙です。　

・岡山後楽園⇒　禁煙　

・広島平和記念公園⇒　2018年4月1日以降、全面禁煙となりました。　

※参考：都市公園100選の「禁煙状況」　https://notobacco.jp/pslaw/cityparkkinen2020.htm

６．以上の事例は今後全国的にも広がっていくことでしょう。「滋賀県営都市公園マネジメント基本方針」においても、公園内全面禁煙（敷地内禁煙）を盛り込むよう、受動喫煙防止の健康づくり主管課とも協議・調整の上、よろしくお願いいたします。

【結果が公表されました】2020/12/17
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/315991.html

［意見］ 「滋賀県営都市公園マネジメント基本方針」においても、公園内全 面禁煙（敷地内禁煙）を追記してはどうか。

⇒

［滋賀県の考え方 ］ いただいたご意見については、事業者をはじめとした関係者およ び関係部署と情報共有し、今後、公園ごとに検討させていただきま す。 

都市公園100選の「禁煙状況」（10％）を掲載しました

全国の動植物園、水族館、遊園地・テーマパーク、庭園100選、スタジアム（競技場）、海水浴場100選の「禁煙状況」の公表に続き、標記の状況を公表しました。

都市公園100選の禁煙状況　https://notobacco.jp/pslaw/cityparkkinen2020.htm 

・判っている範囲内では、都市公園100選の禁煙は少なくとも10％でした。広い都市公園でも、法・条例により園内禁煙が増えてきているようなのは頼もしく、今後の広がりが期待されます。

・禁煙状況が不明な施設が多いですが、順次問合せをし、全面禁煙とするよう順次要請し、いずれ100％禁煙に近づくよう、予定しています、、、

・皆さまの近場や利用された機会などにも、「全面禁煙化」の要請をよろしくお願いします。情報もお寄せください。