タバコのない笑顔あふれる大阪、日本、そして世界へ

受動喫煙をなくす進言、提言、提案、要請作戦進行中…

堺市の指定喫煙所撤去の住民監査請求をしました

2021-03-30 23:37:39 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報
2021/3/30に、堺市の指定喫煙所撤去の住民監査請求をしました
https://notobacco.jp/pslaw/sakaishikansaseikyu2103.pdf

2/10にいったん門前払いになりましたが、論を組み立てなおしました。

「路上喫煙等禁止区域に指定喫煙所を設置する ことによって、そこからタバコの煙が漏れ出て、周囲の歩行者等がこ れを吸引するような事態が生じるならば、条例が路上喫煙等を禁止する意味を失い、その趣旨が実現できなくなるので、指定喫煙所の設置は違法である。」

「路上喫煙等禁止区域に、受動喫煙の防止のためとして、煙がじゃじゃ漏れの指定喫煙所を設けて、周りに危害を振りまき続けるのは、自己撞着の矛盾の極みと言わざるをえない。」

煙がじゃじゃ漏れの指定喫煙所(特にJT寄贈の)への異議が通れば、全国的な意義もあろうかと思います。ご支援をよろしくお願いいたします。

※ジョルノ前の喫煙所の撤去・廃止は、上記の監査請求の結果によることでしょう。
https://blog.goo.ne.jp/tobaccofree/e/7053f4021bd89b98a23992f403c1670c

堺市の一番の繁華街の歩道階段横に、受動喫煙の危害の避けられない喫煙所が出現

2021-03-24 23:52:56 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報
堺市の一番の繁華街の一角にジョルノ商業ビル(上階はマンション)が、近々の2021/4/3にオープンし、南海堺東駅から矢印の陸橋歩道からジョルノへ、その西側向かい(手前)に堺市役所がありますが、
この陸橋の↓↓の階段下に今年1月下旬ころに喫煙所が新設されました
                 ↓↓
 左側に堺東駅があり、写真左上が陸橋歩道(矢印1Fに喫煙所がある)、右上がジョルノ、右下手前に堺市役所がある

 陸橋歩道を降りる階段のすぐ横にJT寄贈の堺市管理の喫煙所

 地上から見た階段歩道横の喫煙所(入口は手前側)

 陸橋歩道から喫煙所側に降りる階段入口、手前側に堺東駅があり、右上がジョルノ、右側の陸橋先に堺市役所がある(ジョルノがオープン前なので人通りはない)

2月上旬にこの指定喫煙所(JT寄贈)を初めて見て、私はびっくり仰天しました。
今はジョルノがオープン前で、陸橋歩道は閉鎖されていますが、オープン後には人通りも多く、数多くの人がこの階段を通ることでしょう。

1.四方をパーテーションで囲んだだけのオープン式の喫煙所の上部からはタバコの煙が立ち上り、拡散し、階段や上の歩道に煙がまき散らされ、不特定多数の人が受動喫煙の危害を受け続けることでしょう

2.陸橋歩道からこの階段を降りる人は、陸橋からはこの喫煙所が見えないので、何故タバコ臭いのだろうと思い、体の不調を来す人も多いことでしょう。(階段を上る人もですが)

3.オープン後には、数多くの喫煙者(ジョルノの来店客を含め)が、この喫煙所を利用し、入りきれなくて、周りでも吸われることでしょう

4.すぐ近くの堺市役所の喫煙する職員も議員も、休憩時間等には多くが吸いに押し寄せることでしょう。(堺市役所は2020年3月に敷地内禁煙となったこともあり)

5.今後長年にわたり、この受動喫煙の危害は続き、多数の方が健康を害することになるでしょう。 

6.1階の喫煙所の前・傍から見れば、このことは一目瞭然です。よりにもよって、このような場所に、このようなパーテーションで周りを囲っただけの喫煙所を、堺市は(そしてJTも)何故設けたのでしょう? 見れば誰でもその危うさは判ります。

7.路上・歩道喫煙禁止の場所に、このような危険性が判り切っているものを、「健康・堺」を掲げる堺市はわざわざ作るべきではありません。

8.「堺市安全・安心・快適な市民協働のまちづくり条例」で 「第 20 条 市長は、公共の場所のうち、他人の身体を害するおそれのある喫煙の防止……を図るため特に必要があると認める区域を、路上喫煙等禁止区域に指定することができる。 」 に規定した「受動喫煙の防止」に明らかに違反しています。

9.「この喫煙所設置は、堺市による「未必の故意」的な行為で、すぐさま撤去すべきです。市長と健康部局は、急ぎ状況を見て、撤去の指示を大至急にお願いします。」 との要請を、2月12日に堺市(市政への提案箱)に伝えましたが、未だに無視したままです。

10.ジョルノがオープンした後になるでしょうが、この喫煙所の撤去・廃止を求める訴訟がきっと避けられないことでしょう、、

11.実はこの喫煙所が新設される以前の2020年7月に、堺市役所にあった2か所の喫煙所の廃止(2020年3月)に伴い、N議員の求めに応じて、代替喫煙所が、市役所北側の大小路通の歩道に新設される動きあり、この決定の取り消しを求める堺市住民監査請求がされてきたその折に、このジョルノ前の喫煙所が新設された経緯があります。詳しくは以下をご覧ください。
堺市役所北向いの大小路筋の指定喫煙所の設置の中止措置を求めます

12.上記が2/10に門前払いになったので、論を組み立てなおし、その後3/30に、堺市の指定喫煙所撤去の住民監査請求をしました。
https://blog.goo.ne.jp/tobaccofree/e/3b3b68646e5898a53f24efa1e431256f

「路上喫煙等禁止区域に、受動喫煙の防止のためとして、煙がじゃじゃ漏れの指定喫煙所を設けて、周りに危害を振りまき続けるのは、自己撞着の矛盾の極みと言わざるをえない。」

ジョルノ前の喫煙所の撤去・廃止は、3/30提出の監査請求の結果によることでしょう。ご期待ください
 

【循環器病低減】には、タバコ対策(禁煙推進、受動喫煙の危害ゼロ)の重点目標が重要です

2021-03-03 21:08:59 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報


へ、標記の意見・提案を送りました。

【循環器病低減、健康寿命の延伸、またがん対策のため】には、タバコ対策(禁煙推進、受動喫煙の危害ゼロ)を重点目標の一つに据えることがとても重要です(申し上げるまでもありませんが)。

・「禁煙、節酒、運動… 国立施設、健康寿命延ばす提言公表」 
https://digital.asahi.com/articles/ASP2L4GHXP2KULZU02V.html
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/0219/index.html
でも、高度専門医療を担う六つの国立の施設が、第一優先として「●たばこは吸わない。 ●他人のたばこの煙を避ける。」を提言しているところです。

・国立がん研究センターの控えめな推定でも「日本では、受動喫煙によって、肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群で死亡する人は、年間 15,000 人と推計された」と発表されています(2016年)。(改正健康増進法の論拠になった基礎データです)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000130674.pdf 
女性で脳卒中54%、虚血性心疾患28%、肺がん18%(男性でもほぼ同様)で、女性も男性も、脳卒中+虚血性心疾患で80%超えでした。

(1)このタバコ対策(禁煙推進、受動喫煙の危害ゼロ)の具体化のためには、先ず、公共の場の禁煙の徹底が必要です。

◎公共の歩道・路上では「禁煙」を徹底し、指定喫煙所は設けない。閉鎖し、廃止することが必要です。喫煙者は、有料の喫煙所を利用すればよいわけで、自治体がわざわざ設置する必要も、義務もありません。(新型コロナ禍の今後の対策としても、これは有効な施策です)

◎広い公園(小公園は当然ですが)や屋外施設も喫煙エリアを廃止し、全面禁煙とすべきです。子どもや家族などが、健康を害されない、健康的な公園・屋外施設の設定が望まれます。

◎貴県には、受動喫煙防止条例が制定されていませんが、県独自の条例制定が望ましいと思います。既に都道府県や市の十数以上で制定されていますので、それらも参考に、制定の検討を早めに進めてください。

健康増進法の受動喫煙対策だけでは不十分な点が多々あります。
・禁煙飲食店に「禁煙」掲示が義務付けられていない
・家庭内、同室内、自動車内などでの子どもら(及び胎児・妊婦)の受動喫煙防止が規定されていない
・子どもらの利用する、観覧場、運動施設、動物園、植物園、遊園地、公園などでの禁煙規定がない
・第二種施設の喫煙専用室を無くす方向が望まれる などなど

〔栃木県のパブコメのみ〕◎栃木県議会は屋内全面禁煙ではなく、喫煙専用室があるとのことですが、タバコ煙は必ず漏れるし、喫煙者の呼出息や服・髪などに付着して、周りに、三次(残留)タバコ煙の危害を及ぼします。県民への規範のためにも、県議会の全面禁煙化が先ず望まれます。(県内の14の市議会は全て屋内全面禁煙で、半分近くは敷地内禁煙です)。

(2)喫煙者の禁煙を促す施策として、禁煙治療費の2/3助成制度を設けるのが良策と思います。対象喫煙者の人数など予算化の関係で、すぐには難しいようであれば、例えば、当面、子どもや妊婦のいる家族と同居する喫煙者に対象を限定することから始めても良いのでは。そのような制度を設けている自治体がいくつかあります。県と市町村が連携し進めていただいてはどうでしょうか。
https://notobacco.jp/pslaw/kazokukinenjosei.html

・これは、新型コロナ対策でも有効で、費用対効果の大きい施策です。

(3)北海道美唄市受動喫煙防止条例施行後、市民の脳卒中+急性心筋梗塞の発症が近隣地域と比較して有意に減少しています。
http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/information/bibaishisaijoronbun19.07.pdf
循環器病対策はもちろん、健康寿命の延伸にも、がん対策にも、やがて同様に効果が現れるであろうことは間違いありません。


健康にいがた21・がん対策推進計画などの策定素案への意見・提案 ⇒ タバコ対策(禁煙推進、受動喫煙の危害ゼロ)を重点目標に

2021-03-03 00:09:47 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報
新潟県:健康づくり関係4計画(健康にいがた21、県がん対策推進計画)策定素案についてご意見を募集します 2021/3/8まで
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kenko/0346905.html
に以下の意見・提案を送りました。

1.【健康寿命の延伸、がんや循環器病低減のため】には、タバコ対策(禁煙推進、受動喫煙の危害ゼロ)を重点目標の一つに据えることが重要です(申し上げるまでもありませんが)。

・「禁煙、節酒、運動… 国立施設、健康寿命延ばす提言公表」 
https://digital.asahi.com/articles/ASP2L4GHXP2KULZU02V.html
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/0219/index.html
でも、高度専門医療を担う六つの国立の施設が、第一優先として「●たばこは吸わない。 ●他人のたばこの煙を避ける。」を提言しているところです。

(1)この具体化のためには、先ず、公共の場の禁煙の徹底が必要です。

◎公共の歩道・路上では「禁煙」を徹底し、指定喫煙所は設けない。閉鎖し、廃止することが必要です。喫煙者は、有料の喫煙所を利用すればよいわけで、自治体がわざわざ設置する必要も、義務もありません。(新型コロナ禍の今後の対策としても、これは有効な施策です)

◎広い公園(小公園は当然ですが)や屋外施設も喫煙エリアを廃止し、全面禁煙とすべきです。子どもや家族などが、健康を害されない、健康的な公園・屋外施設の設定が望まれます。

◎新潟県には、受動喫煙防止条例が制定されていませんが、県独自の条例制定が望ましいと思います。既に都道府県や市の十数以上で制定されていますので、それらも参考に、制定の検討を早めに進めてください。

健康増進法の受動喫煙対策だけでは不十分な点が多々あります。
・禁煙飲食店に「禁煙」掲示が義務付けられていない
・家庭内、同室内、自動車内などでの子どもら(及び胎児・妊婦)の受動喫煙防止が規定されていない
・子どもらの利用する、観覧場、運動施設、動物園、植物園、遊園地、公園などでの禁煙規定がない
・第二種施設の喫煙専用室を無くす方向が望まれる などなど

(2)喫煙者の禁煙を促す施策として、禁煙治療費の2/3助成制度を設けるのが良策と思います。対象喫煙者の人数など予算化の関係で、すぐには難しいようであれば、例えば、当面、子どもや妊婦のいる家族と同居する喫煙者に対象を限定することから始めても良いのでは。そのような制度を設けている自治体がいくつかあります。県と市町村が連携し進めていただいてはどうでしょうか。
https://notobacco.jp/pslaw/kazokukinenjosei.html

これは、新型コロナ対策でも有効で、費用対効果の大きい施策です。

(3)北海道美唄市受動喫煙防止条例施行後、市民の脳卒中+急性心筋梗塞の発症が近隣地域と比較して有意に減少しています。
http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/information/bibaishisaijoronbun19.07.pdf
がん対策にも、健康寿命の延伸にも、やがて同様に効果が現れるであろうことは間違いありません。

【パブコメ結果公表】 2021年3月30日