「秋田県受動喫煙防止条例の一部を改正する条例(案)」に関する意見募集(パブリックコメント)の実施について 2025/1/6まで (参考報道)
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/85332
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/85332
以下の意見を送りましした。(無煙環境、健康日本21の健康寿命延伸のタバコ対策ネットワーク )
秋田県受動喫煙防止条例の「屋内禁煙の努力義務の経過措置を延長すべきでない」
意見の要点⇒従業員のいる既存の小規模店について、2025年3月までは経過措置として屋内禁煙を努力義務にとどめていた、とのことですが、”経過措置を延長すべきでない”。
《延長すべきでない理由1》
5年の猶予期間があったのだから十分なはずで、「コロナ禍」があったから、は理由にはならない。
大阪府の条例では、2025年4月から「30平方メートルを超える店は原則屋内禁煙となる」のが決定しているのに、秋田県で出来ないはずがありません。
《延長すべきでない理由2》
3年の延長をすることになれば、3年後にはまた延長となり、それが繰り返される可能性が懸念されます。
《延長すべきでない理由3》
5年前の条例制定の当初、受動喫煙の危害から県民の健康を守るための条例であったはずで、その折のパブコメで私どもは5年の猶予期間を設ければ、県民の健康が損なわれ続けるので、反対を意見しました。3年の更なる延長で、更に県民の健康が損なわれ続けることになります。健康と命に係わるそのような愚策を佐竹県知事は採るべきではありません。しっかりと県民の命を守ってください。
《延長すべきでない理由4》
国の2024年4月からの第三次健康日本21計画で、「健康寿命をのばし、健康格差をなくす」ための重点目標のひとつが「受動喫煙防止と禁煙推進」です。
※これと連動した「第3期健康秋田21計画」でも「健康寿命の延伸」の目標のもと
・3ページで「○ 「秋田県受動喫煙防止条例」の制定及びそれに基づく取組により、受動喫煙の機会は大幅に減少しました。」
とのことなので、受動喫煙防止条例は実績と効果を上げているのですから、”更なる延長”などせずに、「屋内禁煙」を決定すれば良いのではないでしょうか。
◎それにこの5年間で、少なくない小規模店が既に”自主的に全面禁煙”としたと思われるので、延長すれば不公平が発生することになり、公平・公正たるべき行政にあってはならないかと思います。
◎それに喫煙可の店は、非喫煙者は利用を控えるので、禁煙とすれば客が増えるため、売上高になることでしょう。
禁煙とすれば客足が減る、はフェイク情報で、喫煙可が客足を減らしていることに、気付くべきです。
《延長すべきでない理由5》
【第3期健康秋田21計画では、受動喫煙の施策の重要性が縷々書かれれています。この施策に忠実に沿い、”再延長はしない”こととすべきです。特に45ページ記載のように、子どもや妊婦を守るためにも必須です。】
・42ページで「○ たばこ対策は、生活習慣病の発症リスクの低減につながることから、受動喫煙防止、若い世代等の喫煙防止、禁煙支援などの総合的な対策が必要です。」
・44ページで「○ 喫煙や受動喫煙が健康に与える影響に関する正しい知識の普及に努めるとともに、より多くの県民に受動喫煙防止や禁煙に取り組む意識を持ってもらうよう、啓発を行います。」
・45ページで「○ 喫煙者が吸い込む煙(主流煙)よりも、たばこの先から出る煙(副流煙)のほうが有害物質が多いことが分かっています。たばこを吸わない人はたばこの煙を避け、たばこを吸う人は子どもや妊産婦等の周囲ではたばこは吸わないなど望まない受動喫煙をなくすために周囲へ配慮するようにしましょう。」
・65ページで「○ 飲食店や職場などにおいて受動喫煙の機会を有する人は、減少傾向にあるものの、一定程度存在することから、受動喫煙防止対策を推進する必要があります。」
・66ページで「○ 望まない受動喫煙が生じない環境整備のため、受動喫煙防止宣言施設の更なる普及や県民への周知などの受動喫煙防止対策を推進します。」
・68ページで「○ より多くの県民に受動喫煙防止や禁煙に取り組んでもらうために、喫煙や受動喫煙が健康に与える影響に関する正しい知識の普及に努めます。また、禁煙を希望する人には、特定保健指導等の機会を活用した啓発や禁煙外来を行う医療機関の紹介など、効果的な支援を行っていきます。」
・70ページで「○ より多くの県民に受動喫煙防止や禁煙に取り組んでもらうために、喫煙や受動喫煙が健康に与える影響に関する正しい知識の普及に努めます。また、禁煙を希望する人には、特定保健指導等の機会を活用した啓発や禁煙外来を行う医療機関の紹介など、効果的な支援を行っていきます。」
【疾病予防との関連でも、”再延長はしない”こととすべきです】
・14ページで「○ がんの予防のためには、受動喫煙防止対策、禁煙支援、減塩の取組の促進、運動機会の提供等による、たばこ、食塩の過剰摂取、運動不足、肥満などのがんのリスク因子への対策と、HPVワクチン接種の促進等によるがんの発症に関係するウイルスへの対策が重要です。」
・20ページで「○ COPD の原因のほとんどがたばこの煙であり、喫煙者に対する COPD に関する知識の普及に取り組むとともに、受動喫煙防止や禁煙支援などのたばこ対策を推進する必要があります。」
【従業員の健康保護のためにも、”再延長はしない”こととすべきです】
意見の要点⇒従業員のいる既存の小規模店について、2025年3月までは経過措置として屋内禁煙を努力義務にとどめていた、とのことですが、”経過措置を延長すべきでない”。
《延長すべきでない理由1》
5年の猶予期間があったのだから十分なはずで、「コロナ禍」があったから、は理由にはならない。
大阪府の条例では、2025年4月から「30平方メートルを超える店は原則屋内禁煙となる」のが決定しているのに、秋田県で出来ないはずがありません。
《延長すべきでない理由2》
3年の延長をすることになれば、3年後にはまた延長となり、それが繰り返される可能性が懸念されます。
《延長すべきでない理由3》
5年前の条例制定の当初、受動喫煙の危害から県民の健康を守るための条例であったはずで、その折のパブコメで私どもは5年の猶予期間を設ければ、県民の健康が損なわれ続けるので、反対を意見しました。3年の更なる延長で、更に県民の健康が損なわれ続けることになります。健康と命に係わるそのような愚策を佐竹県知事は採るべきではありません。しっかりと県民の命を守ってください。
《延長すべきでない理由4》
国の2024年4月からの第三次健康日本21計画で、「健康寿命をのばし、健康格差をなくす」ための重点目標のひとつが「受動喫煙防止と禁煙推進」です。
※これと連動した「第3期健康秋田21計画」でも「健康寿命の延伸」の目標のもと
・3ページで「○ 「秋田県受動喫煙防止条例」の制定及びそれに基づく取組により、受動喫煙の機会は大幅に減少しました。」
とのことなので、受動喫煙防止条例は実績と効果を上げているのですから、”更なる延長”などせずに、「屋内禁煙」を決定すれば良いのではないでしょうか。
◎それにこの5年間で、少なくない小規模店が既に”自主的に全面禁煙”としたと思われるので、延長すれば不公平が発生することになり、公平・公正たるべき行政にあってはならないかと思います。
◎それに喫煙可の店は、非喫煙者は利用を控えるので、禁煙とすれば客が増えるため、売上高になることでしょう。
禁煙とすれば客足が減る、はフェイク情報で、喫煙可が客足を減らしていることに、気付くべきです。
《延長すべきでない理由5》
【第3期健康秋田21計画では、受動喫煙の施策の重要性が縷々書かれれています。この施策に忠実に沿い、”再延長はしない”こととすべきです。特に45ページ記載のように、子どもや妊婦を守るためにも必須です。】
・42ページで「○ たばこ対策は、生活習慣病の発症リスクの低減につながることから、受動喫煙防止、若い世代等の喫煙防止、禁煙支援などの総合的な対策が必要です。」
・44ページで「○ 喫煙や受動喫煙が健康に与える影響に関する正しい知識の普及に努めるとともに、より多くの県民に受動喫煙防止や禁煙に取り組む意識を持ってもらうよう、啓発を行います。」
・45ページで「○ 喫煙者が吸い込む煙(主流煙)よりも、たばこの先から出る煙(副流煙)のほうが有害物質が多いことが分かっています。たばこを吸わない人はたばこの煙を避け、たばこを吸う人は子どもや妊産婦等の周囲ではたばこは吸わないなど望まない受動喫煙をなくすために周囲へ配慮するようにしましょう。」
・65ページで「○ 飲食店や職場などにおいて受動喫煙の機会を有する人は、減少傾向にあるものの、一定程度存在することから、受動喫煙防止対策を推進する必要があります。」
・66ページで「○ 望まない受動喫煙が生じない環境整備のため、受動喫煙防止宣言施設の更なる普及や県民への周知などの受動喫煙防止対策を推進します。」
・68ページで「○ より多くの県民に受動喫煙防止や禁煙に取り組んでもらうために、喫煙や受動喫煙が健康に与える影響に関する正しい知識の普及に努めます。また、禁煙を希望する人には、特定保健指導等の機会を活用した啓発や禁煙外来を行う医療機関の紹介など、効果的な支援を行っていきます。」
・70ページで「○ より多くの県民に受動喫煙防止や禁煙に取り組んでもらうために、喫煙や受動喫煙が健康に与える影響に関する正しい知識の普及に努めます。また、禁煙を希望する人には、特定保健指導等の機会を活用した啓発や禁煙外来を行う医療機関の紹介など、効果的な支援を行っていきます。」
【疾病予防との関連でも、”再延長はしない”こととすべきです】
・14ページで「○ がんの予防のためには、受動喫煙防止対策、禁煙支援、減塩の取組の促進、運動機会の提供等による、たばこ、食塩の過剰摂取、運動不足、肥満などのがんのリスク因子への対策と、HPVワクチン接種の促進等によるがんの発症に関係するウイルスへの対策が重要です。」
・20ページで「○ COPD の原因のほとんどがたばこの煙であり、喫煙者に対する COPD に関する知識の普及に取り組むとともに、受動喫煙防止や禁煙支援などのたばこ対策を推進する必要があります。」
【従業員の健康保護のためにも、”再延長はしない”こととすべきです】
【”再延長はしない”ことは、喫煙者の禁煙を促すことにもなり、結果的にその方々の健康増進と健康寿命を延ばすことにより、感謝されることになります】
6.なお今回のパブコメには入っていませんが、貴条例では、禁煙店の「禁煙標識」掲示は努力規定となっていますが、店を利用する県民・市民の選択の便益性と啓発周知のため、”義務規定”とし、その禁煙標識は県で予算に盛り込み、市町村を通じて禁煙店に配布することにしては、と思います。
6.なお今回のパブコメには入っていませんが、貴条例では、禁煙店の「禁煙標識」掲示は努力規定となっていますが、店を利用する県民・市民の選択の便益性と啓発周知のため、”義務規定”とし、その禁煙標識は県で予算に盛り込み、市町村を通じて禁煙店に配布することにしては、と思います。