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受動喫煙をなくす進言、提言、提案、要請作戦進行中…

🚭川崎市の公園禁煙化のパブコメ ⇒ 全面禁煙化は子どもを含む非喫煙者だけでなく喫煙者の健康のためにも有益です

2024-09-13 12:24:23 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報
【パブリックコメント】公園内における喫煙の取り扱いについて市民意見を募集します(2024/10/10まで) 
に以下の意見を送りました。 

1.子どもを含め、多くの人が遊ぶ公園施設では、受動喫煙の危害から守るために、公園内・入口には喫煙所を設けないことが必須です。

・「喫煙所」では煙の漏れは必ずありますし、パーテイションがあったとしても、また密閉・閉鎖型であったとしても、煙は漏れざるをえません。受動喫煙の危害は防ぎようがありません。

・ 喫煙者は、喫煙所や灰皿があるから吸う訳で、園内を敷地内禁煙とし、入口やホームページなどに表示し周知すれば、必ず皆は守ります。喫煙場所が無くなれば禁煙に踏み切るきっかけとなり、ご自身も家族も周りも皆ハッピーとなります。

・喫煙所をわざわざ設ければ、近隣のビルの喫煙者を含め市民の方々に喫煙場所を提供する結果を招き、喫煙を助長しかねないことにもなります。

・喫煙者がどうしても吸わざるを得ない、というのであれば、公園外に有料の喫煙可の店などが多くあるので(少なくない)、そこを利用するよう周知いただくのが良いかと思います。

・神奈川県、川崎市は、第3次健康日本21計画で、喫煙率の低減を進めていくべきお立場からして、喫煙可能な場所を狭め、無くしていく施策が必須なはずですので、喫煙所の設置はやめていただきたいです。

2.「中原区の「等々力緑地」など管理者が常駐する18か所は、喫煙スペースを設置して分煙とすることが可能だとしている」とのことですが、
 「健康増進法 第25条 国及び地方公共団体は、望まない受動喫煙が生じないよう、…受動喫煙の防止に必要な環境の整備その他の受動喫煙を防止するための措置を総合的かつ効果的に推進するよう努めなければならない。」なので、受動喫煙」は屋内(施設内)に限定されるものではなく、公園など屋外施設からの「受動喫煙の危害」防止と措置も貴市に求めている、と理解すべきですので、「喫煙スペース」を設けるべきではありません。        

3.内閣府が 2022 年に行った「タバコ対策に関する世論調査」 https://survey.gov-online.go.jp/hutai/r04/r04-tabako/gairyaku.pdf では、喫煙者のタバコ の煙を不快に思った場所を聞いたところ、「公園・屋外で児童が遊んだりする児童遊園」での不快との回答は 35.9%でした。貴市の公園がこの不快場所に入らないことを切に願っています。
 2025年頃には、健康増進法の見直しがあり、より実効性を高めた受動喫煙対策にバージョンアップする方向が必至です。屋外の公園であっても、全面禁煙の方向が必至でしょうから、喫煙所は設けないことを決定いただき、時代の趨勢を見据えた将来展望をよろしくお願いします。

4.全国的にも、都市公園の全面禁煙化は、徐々に広がってきているところです。
(1)山下公園など公園2700カ所、禁煙化 横浜市が条例改正案提出へ(喫煙を禁止行為に盛り込む市公園条例改正案を9月10日開会の市議会に提出する。違反した場合は5万円以下の過料を科す対象になるという。 )

(2)さいたま市:都市公園 大半を全面禁煙 2023年4月から(読売)
健康増進法改正を受けた試験的な取り組みで、公園で遊ぶ子どもの受動喫煙を防ぐのが狙い。全面禁煙となるのは、市が管理する都市公園約980か所。加熱式たばこの喫煙も認めない。、、禁煙を望む意見が多ければ「都市公園条例を改正して恒久的に全面禁煙とすることも検討する」としている。
 https://notobacco.jp/pslaw/yomiuri230308.html

(3)神奈川県相模原市では既に、公園など841施設を禁煙としています(2023年10月から)。 https://notobacco.jp/pslaw/kanaloco230822.html

(4)東京都小金井市:市立公園の禁煙化について(2024年10月1日から全ての市立公園の敷地内を全面禁煙とします) 

(5)神戸市立須磨離宮公園⇒健康増進法及び兵庫県「受動喫煙の防止等に関する条例」の改正により2020年4月1日から公園の建物および敷地内の禁煙が義務化されます。それに伴い園内全域禁煙にさせていただきます。
 https://www.kobe-park.or.jp/rikyu/news/post-12014/

(6)広島平和記念公園⇒2018年4月1日以降、全面禁煙となりました。

🚭世界COPDデーや世界禁煙デーには、喫煙所に禁煙の勧めなどの資料掲示をするなどの提案

2024-09-04 23:55:39 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報
毎年11月の第3水曜日は世界COPDデーで、今年は11月20日です。

1.この日にあわせ、このCOPD(慢性閉塞性肺疾患≒タバコ病;第三次健康日本21でも対策が強調されている)の啓発資料(禁煙と支援の)を都道府県市区町村の指定喫煙所・公衆喫煙所、企業などの喫煙専用室に掲示いただくよう厚労省や都道府県から市町村などに要請いただいてはどうでしょうか? 

・喫煙者の方々に気づいていただき、喫煙率低減のために、訴えかけるのに有効な方法のように思います。

・自治体や健保などでは、禁煙治療費の助成を行っているところがいくつもありますが、このような広報チラシの掲示なども有効なように思います。


・可能であれば、通年にこのような啓発資料を更新するのも有効なような、、
 https://notobacco.jp/pslaw/chiryohijosei.html

2.5/31の世界禁煙デー(+禁煙週間)には、全国の自治体でも啓発や催し(イベント)が行われご努力いただいているところですが、第三次健康日本21や地方計画の重点目標の受動喫煙をなくし禁煙を促すためにも、喫煙者の方々にも参加いただき直接訴えかける方法として、

(1)1項と同様に、上記喫煙所に啓発資料を掲示いただいてはどうでしょうか?

(2)また、可能であれば、上記喫煙所の使用自粛の呼びかけをトライされてみてはどうでしょうか? 
 参考:5/31~禁煙週間には県庁などで灰皿を撤去する報道がありました。
  31日は「世界禁煙デー」すべての香川県有施設が終日禁煙
   https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20240531/8030018522.html 
  5月31日は「世界禁煙デー」 広島県庁の喫煙所も灰皿撤去