ケースの磨き作業は個人的に好きな作業です。
やはり成果の確認が、すぐ出来ることが最大の理由です
18金のケースです
リューターを使用して磨き作業します。
リューター使用の良い点は「細かな部分の仕上げにも対応できること」
イマイチな点は「パワーが弱く、ツヤ出しに時間が掛かる事」って感じでしょうか。
右半分にリューターバフ掛けました。
全体にツヤが出ると不思議と擦り傷は目立たなくなります。今回は布バフでの作業なので、キズの平準化はしていません、筋目も入れて無いので残っているはずなのですが・・・
打痕や深いキズは残ってしまうことも多くあります。
その際は全体を削りキズを目立たなくすることも出来ますが、全体に対してのダメージと勘案して作業します。
ツヤ出し作業は、繰り返し多方向からじっくりと作業します。研磨剤の量も大切な要素です。
経験すればするほど、上手くなっているはずなのですが、目標も同じく高くなっているようで自身の進歩を感じなくなってきました。
お客さまから「キレイになった」と言って頂くと「作業してよかったなぁ」となります。
折角縁あってお預かりしたお品物、より良い状態でお渡ししたいといつも思っています。
その気持ちに見合うだけの技量には、まだ掛かりそうですね(笑)